ザ・ロイヤルファミリーその10 | ボクの奥さん

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ボクの奥さんは、半世紀に渡る甲斐よしひろさんファン。このブログは、主に彼女の『甲斐活』について綴っております。

広中調教師から室内に招き入れられた耕一さんが、自説を披露するシーン…の前に

この第7話の最初の方で流れたナレーションをご紹介します


「競馬の世界において、競争馬の評価は、その血統に大きく左右される

生産者は、父・母の成績だけでなく

近親馬の実績や何代にも渡る系譜の精査から、新たな答えを模索する

馬主には『血統を守る』という重大な使命も課せられているからです」…を踏まえて


「あの…ごめんなさい!(ホープと繁殖牝馬ワルシャワ2016の子供の馬は)

『走らない』というのは語弊がありました

血統を見ると、かなり気性のキツイ馬が生まれる可能性が高いという意味です」と耕一さん


「それと、父方の系統を辿ると(1頭を除いて)

種牡馬としては上手くいってないみたいで…」とノートパソコンを見せ

「ね?1頭もいないんです、重賞クラス…

そもそも、ホープはスタミナと根性の馬で、特別足が速い訳じゃないです

アメリカ系のワルシャワと上手くかみ合うとは思えません」と説明し


栗栖さんが「しかし、ホープの力を次の世代に継がない訳には…」と言いかけるのへ

「イヤイヤ、栗栖さん、全部ダメとは言ってないんで…」と遮り

「今、社長が所有されている繁殖牝馬の中で

ロイヤルホープに合うと思う馬が1頭だけいるんです


もし…ですよ、もし、僕が社長の馬を引き継ぐとしたら

その2頭の間の子供なら、ぜひ引き継ぎたいと思うくらい…」と話したトコで

「ホープの子供?相手はどの馬だ?まずそれを知りたい」と社長


耕一さんが「この馬です。高齢なんですが…」と、社長にノートパソコンを見せ

「ロイヤルハピネス…この馬なら、何代前まで遡っても不安は見当たりません

ホープの力を活かすなら、ロイヤルハピネスが最適です」と言った途端

社長は「お前…判って言ってんのか…?」と驚きを隠せない声を絞り出し


「えっ!?何をですか?」と訊き返した耕一さんに

栗栖さんが「ロイヤルハピネスは、お母様が選んだ馬です

中条美紀子様が社長のために選ばれた女馬です

その子なら受け継いで貰えますか?

ホープとハピネスの子供なら、耕一さんにしか受け取れない馬です」


…と、ここに来て「ハピネス」の再登場に、目頭が熱くなっていたんだけど

「ちょっといいですか?」と広中調教師

「相続の対象は、前オーナーが競争馬登録した馬だけです

今から種付けしても、生まれて来るのは来年、競争馬登録できるのは、約2年後です

つまり、相続まで3年待つことになります」と説明…(汗)


「じゃあ、キビシイか…」といった空気が流れる中

耕一さんは「だったら、長生きして下さい!あと3年、生きて下さい!

僕に、ホープとハピネスの子供を譲るまで

競争馬になる日まで、絶対生きて下さい!」と強い口調で社長に迫り…って

これは「馬」が云々というより「父」に対する思いが溢れたんじゃないかと…?


もっとも、当の社長は「バカ言うな!『譲るまで』じゃない

その馬が先頭でゴールするまでだよ!俺を勝手に殺すな!」と受けて立ってたんだけど(笑)

やはり、息子の「長生きして」の言葉が嬉しかったんでしょう、その頬には光るものが…


…で、次は当然「山王家」の方々の承諾を得なくては、ということで…

「相続させるのは、本当に馬だけですね?

その他は一切関与しない…そう約束できますか?」と優太郎さん


「ハイ」と頷く栗栖さんに「馬は元々、引き取るつもりはなかった訳だし

僕は良いですけど、お任せしても…」と言いつつ、母の方を見やると

夫人は「好きにすれば…」と、いつも通りのクールなご様子…


ただ、長男が「書類の作成に立ち合う」と言い

栗栖さんが「承知しました」と応えて、話が決まったあとに

「残酷ね、あと3年も治療を続けさせるなんて…」とひと言洩らした辺りに

妻として、夫の体を心配する気持ちと

馬や耕一さんへの夫の思いに対する気持ちが揺れ動いているような気が…?


そして、2020年…ハピネスを預けていた野崎ファームから、病室のベッドに横たわる社長に

加奈子さんがテレビ電話で…「無事です!ハピネスも子馬も無事です!」と

立ち上がったばかりの子馬の姿と共に伝えると

「お前たち、2人で会いに行ってくれ」と社長


「ん?『たち』?」と思ったら、ベッドの傍らには、栗栖さんだけじゃなく、耕一さんもいて…

更に、社長が「このコの命名権は、まだ俺にあるんだよな?」と栗栖さんに確認し

「なら、名前は『ファミリー』だ!『ロイヤルファミリー』」と告げ


「ファミリー…忘れもん獲りに行くぞ!有馬記念!」と声をかけると

「ハイ!」と頷く「お前たち」…って、もうすでに大泣きしていた奥さんは

「ファミリー」という名前を聴いた途端に号泣…(苦笑)


でも、Kainatsuさんも…「朝から『ロイヤルファミリー』最新話で大泣き

イヤ、たまらんて…『ファミリー』って…」とポストなさってましたよね?


それはさておき、舞台は2021年に移り…

「春、デビューするのは馬だけではありません」というナレーションのあと

緊張した面持ちの翔平くんが、騎乗の準備をしているトコが映り


その初騎乗のレースが終了したあとのシーンで…

レースを全く観てなかった…というか、顔を覆ったままで、観ることが出来なかったらしい加奈子さんが

隣に座っている栗栖さんに結果を訊ねたものの

「団子だったからさ…1着ではない」との答えに「言い方!」とひと言(笑)


まあ「まずは無事に終わって良かった!」という栗栖さんの言葉に励まされたのか

バックヤードへ引き揚げて行く翔平くんの後ろ姿を感慨深げに見送ってました

ただ、この時のナレーションは…「新人の野崎翔平に注目したのは家族だけ…

静かで平凡なデビューでした」…って、言い方!(笑)


ともあれ…佐木騎手と百合子さんには「耕太郎」くんという子供が生まれたようで

社長の病室で、その佐木ファミリーと、夫人、優太郎さんが集まって談笑しているシーンへ…


突然泣き出した耕太郎くんを、佐木騎手が抱き上げ、あやすために病室を出て行くと

「偉いなあ!忙しいだろうに…」と社長

すると、百合子さんが「伯父さんこそ、もっと忙しいでしょうに…(笑)」と笑い

夫人も「何か理由をつけて、耕太郎に会おうとするのよ」とツッコミ(笑)


当の優太郎さんは「イヤ、本当に不思議だよ。俺、本来は子供苦手だから…」と返すと

社長が「俺もそうだったよ。若い時は『子供なんて』って思ってた

『かわいい』なんて、死んでも言わねぇぞ!って思ってた

お前たちのおかげだよ、考え方が変わったのは…」と明かし、ご家族一同ビックリ!(笑)


特に、百合子さんは「えっ!?言われた?『かわいい』って?」と兄に訊ね

優太郎さんが「覚えてないよ!言われたとしても何十年も前だ(笑)」と答えると

今度は「お母さん!私は言われた?」と大騒ぎ(笑)


社長が「言ったかどうかなんて忘れちまったけどさ、思ってはいたんだよ、思ってた!」と言い訳するのへ

百合子さんが「それ、言っとかないと!」とツッコミ(笑)


その時、病室の戸をノックする音がして、夫人が、ノックの主を招き入れると…

「あっ、すいません、失礼致しました。団らんのひとときを…」と椎名社長…!?

そして、車椅子に掛けた山王社長と屋外で会話するシーンへ…


椎名社長が「栗栖さんから伺ったんですが、息子さんが相続されるそうですね?」と訊ね

「まだ若いんだが、俺より馬のことが判ってるよ」という山王社長の言葉に


「おお、それはそれは…イヤ、私にも息子がいるんですが

それが最近『馬を始めたい』と言い出しまして…」と返すと

「いいじゃないか、自分で稼いでんだろ?」と山王社長


「まあ、一応、条件はクリアしてるんですが…」という歯切れの悪い口調に

「やらしたくないのか?負けるのが怖い?」と訊ねた途端

カブセ気味に「怖くはないです!」と椎名社長


「ただ、簡単に負ける訳にはいかないじゃないですか?

これからも負けられない戦いが続く…そう思うと、少し気が遠くなりそうで…

社長と競い合う日々が、ただもう無我夢中でしたから…」と明かすと


「大丈夫だよ。子は育つ。やらしてやりゃいい

昔は、そんな甘いこと言わなかったけどな

俺も少しはオトナになったかなあ?(笑)」と笑う山王社長に

「社長!社長にご相談が…私はまだオトナ気ないもので…」と封筒を差し出したんですが


この封筒の中身が何なのかは、最終回まで伏せられたままだったので

最終回直前のネット上では「あの封筒はなに?」やら「伏線回収されるのか?」やらと

気にかけていらっしゃる方が多数おられました(笑)


この第7話は「ロイヤルファミリー」の誕生ということもあってか

原作の小説では「家族」に焦点が当てられた第2章にあたるゆえか

さまざまな「ファミリー」の会話シーンが多かったんですが


続いては、栗栖さんと加奈子さんのシーン…

加奈子さんが「ナンかね、デビュー戦のね、走り終わった翔平の背中を見た時にね

『あれ?この人、私の子供だった人だよなあ?』って、ナンか、そんな感覚に襲われたの


嬉しいんだよ?でも…『別々の人間になっていくんだなあ…』って…

私の方なんだよ、早く成長しなきゃいけないのは…」と話すと

栗栖さんは「俺も手伝う」とひと言だけ…って

まあ、近い将来、翔平くんの「お父さん」になる人として、百点満点の答えじゃないかと…?