ザ・ロイヤルファミリーその8 | ボクの奥さん

ボクの奥さん

ボクの奥さんは、半世紀に渡る甲斐よしひろさんファン。このブログは、主に彼女の『甲斐活』について綴っております。

栗栖さんは、加奈子さんと一緒に、有馬記念の必勝祈願に訪れた神社で

「もしも…もしもだよ、有馬でホープが勝ったらさ、結婚して貰えないかな?

社長も引退するし、今、俺は全く先が見えない立場なんだけどさ


だからこそ、何でも出来ると思うし、どんな未来でも作れると思うんだ

本気です!俺と結婚して欲しい!」と、以前に一度チャレンジしようとして

上手くはぐらかされた「大切な話」を切り出したものの


「イヤだ、そんなの!イヤに決まってんじゃん!」と加奈子さん(苦笑)

「えっ!?なに!?それで私がOKすると思った?

さんざん馬に人生、翻弄されてさ、小さい頃からずっと、馬、馬、馬で

一人息子まで馬に持って行かれて…で、今度はなに?

自分の幸せも馬の勝ち負け次第ってこと?


イヤだよ!私の人生くらい、私に決めさせて!

だから、ホープとか関係ないの、全部私が決めるの、結婚も…」と速攻で返し(苦笑)

「そうか…それは…そうか…つまり…?」と確認する栗栖さんに

「つまり、しない!結婚は!」とキッパリ!


でも「しないのかよ!?」と身をよじる栗栖さんに

「今は…今はね、社長からあなたを奪いたくないの

愛だの恋だの言ってないで、社長と添い遂げること考えて

別に、10年でも20年でも待てるから、私は…」と告げると

「ありがとう…じゃあ、あれ、書こう!」と絵馬を指差す栗栖さん


ただ、加奈子さんは「栄治と幸せでいられますように」と書いたのに

栗栖さんは「有馬記念優勝!山王耕造の復活」と書いていて

「はあ?ああ~、やってく自信なくなったわ~!」と呆れられてしまい…(苦笑)

秘書としては、有能な人なのになあ…(笑)


そして…もう1つのイイ感じのカップル…佐木騎手と社長令嬢はというと…

佐木騎手が「僕と百合子さんの結婚を認めて下さい!お願いします!」と社長のもとへ挨拶に…

同席していた栗栖さんが驚きの表情を浮かべているのへ

「若いヤツは、こっちの予想を遥かに上回って来るな」と声をかけ


「どうなの?お父さん?有馬で勝ったら結婚させて!」という百合子さんの言葉に

動揺して、ティーカップをカチャカチャ言わせる栗栖さん(笑)を尻目に

「アイツには訊いたのかい?言っとくがな、世の中には馬がキライって人間もいるんだよ」

…と夫人のことを告げると「そうなの?」と佐木騎手


「あとは結果で納得さしてくれよ」と席を立つ社長の後ろでは

百合子さんが「大丈夫だよ!馬がキライなだけで、あとはムチャクチャ常識的な人なんだから」と励ますも

競馬学校の元・問題児は「イヤ、それ、俺が一番合わないタイプじゃね?」と頭を抱えていたんだけど(笑)


部屋を出た社長は、誰もいない廊下で、口元を押さえながら、肩をヒクヒク…

泣いているのか?と思いきや、堪えても笑い声が漏れてしまっちゃう感じ…(笑)


そうとは知らない佐木騎手は「反対されると思って来たのに、ナンか張り合いねぇな」と呟き

それを聴いた栗栖さんから「でも、約束は覚えてる方ですから

勝たないと何を言われるか判りませんよ」と言われて、有馬への思いを新たにした模様…


一方で、栗栖さんは、耕一さんに会いに行き…

「引退するんですね、ホープ…残念です

特にホープは走ることが好きな馬だと思ってたんで…」という耕一さんの言葉に

「さすが!お判りになるんですね!」と声を弾ませたものの

「イヤ、ヤメて下さい、そういうの…そうやって、そっちに引き込もうとすんの」とバッサリ…(苦笑)


ただ、この日の用件は…「社長の健康状態のこと」で

「主治医の先生は、寛解は難しいだろうとおっしゃっております

ホープと一緒に社長も引退致します

お願いします。どうか社長と会って頂けないでしょうか?

お二人のために、特別な場所をご用意致します」…と告げ


耕一さんの返事はオンエアーされないまま

栗栖さんから報告を受けたのであろう社長が「朝の中山?」と聞き返すシーンへ…

「職員の方に必死で頼み込んで、有馬記念の2日前の朝なら、開けて頂けることになりました」と栗栖さん

「ですので、耕一様を6時にお呼び致しますので、7時前には、お二人で場内から日の出をご覧下さい」と説明すると


「お前、ムチャをする男だな」と山王社長

「社長のご指導の賜物です(笑)」との返しはスルーして

「なあ、栗栖よ、俺はこの有り様だ。アイツに何を言えばいい?

今、アイツに何をしてやればいい?」と訊くと


栗栖さんは「ただ会うだけではダメでしょうか?

会って、一緒に朝日を見るだけではダメでしょうか?

そのあとのことは、耕一様がお決めになると思います」…って

自分が逃げ回っている内に、父親が亡くなってしまったという、後悔の経験があるからこそ

「ただ会うだけ」でいいと思ったのかも知れないなあと…


…が、その有馬記念の2日前に、社長は「突然苦しみ出して、意識を失い」

栗栖さんが慌てて病院に駆けつけると、処置室の前のソファーに憔悴した様子の夫人が…(汗)

「奥様…奥様!お一人で大丈夫ですか?」と心配する栗栖さんに

「ええ、全く平気ですわ」といつも通りの平静を装い


「昔からよく言ってたわ。有馬記念で勝つのが一番気分がいい

年の最後に勝ち逃げで終わるんだって…でも、そんなに上手くはいかないものよ」…って

心の底では、夫の夢が叶って欲しいと願っているような気が…?


…ということで、栗栖さんは1人で「朝の中山」競馬場へ…

でも、6時半を過ぎても待ち人来たらず…(汗)

職員の方に「スミマセン、私1人です」と、場内へ入れて貰い

社長が話していた通りの光景を目にして、昇る朝日に手を合わせていると


先ほどの職員の方が、そばにやって来て

「カッコいいですよね、ロイヤルホープ…僕ね、ファンなんです

JRAの職員が、こんなこと言っちゃいけないから、これは独り言ですけどね

あの馬の勝負根性が大好きで…(笑)

ラストレース、ホントに期待してますよ」と話しかけて…って

結局、社長と耕一さんの代わりに、栗栖さんとこの職員さんが一緒に朝日を見ることに…(苦笑)


それはともかく…山王社長は、有馬記念当日も病院で迎えることになり

椎名社長が、栗栖さんに「残念です。あのコ達の最後のレースは、一緒に見届けたかったんですが…」と話しかけると

「1つ伺ってもよろしいでしょうか?」と栗栖さん

「どうして、こうも社長のことを認めて下さるのか、ずっと不思議に思っておりました」と訊ねると


椎名社長は「たくさんのものを背負って来たからです。そういう人は意外と少ないですから…

私は、たくさんの人の思いを引き受けている人が好きなんです

山王さんは、いつも夢中で…何かを心から楽しんでいる人っていうのは

見ているこちらも嬉しくなってしまう…稀有な人です

話していると、こちらの孤独が癒えるんです」と答えたんですが


これって、奥さんが、甲斐さんのライブに関して、いつも言ってる

「ステージ上にいる人が楽しそうにしているライブは良いライブ」という言葉に通じるものがあるような…?(笑)


ともあれ…「悔いのないレースをしましょう」と椎名社長が立ち去ったあと

栗栖さんは、騎乗前の佐木騎手から「指示は?」と訊かれて

「社長よりひと言…『勝つように』と…」と伝え

広中調教師を始めとするスタッフの面々に「皆さん、今日まで本当にありがとうございました!

最後まで、どうぞよろしくお願い致します」と挨拶し


山王社長には…「ここまで私を連れて来て下さってありがとうございました!

社長に出会わなければ、マネージャーを務めてはおりません

社長以外の方のマネージャーを務めることもありません

なので、私も社長と共に、この世界から身を退きます。長い間、ありがとうございました!

ラストラン、一緒に祈りましょう」とメールを送り…って


その頃、山王社長は「自分の馬が走るんで…」と、病院の待合室のテレビのスイッチを入れ

その傍らには社長令嬢が付き添い、長男は社長室、妻は自宅で

そして、馬主席への招待券を手にした耕一さんはスタンドで雨に濡れながら

レースが始まるのを待っているカットが映り


競馬中継の実況アナが、椎名社長の言った「あのコ達」…引退を発表した3頭のことを

「ファン投票第1位、ロイヤルホープ」

「ジャパンカップを制したイマジンドラゴン」

「ダービー馬ヴァルシャーレ」と紹介し

「全ての競馬ファンの希望が、夢が、この中山競馬場に集いました!」と語り、レーススタート♪


佐木騎手から「社長が見てるぞ」と声をかけられたホープが、いきなり先頭に立つも

ヴァルシャーレが前に出て来ると、山王社長だけでなく

あの冷静な椎名社長や山王夫人までが立ち上がっていて

栗栖さんを始めとするロイヤル陣営と耕一さんは、もちろん

「行け~っ!」「ホープ!」「行け~っ!」と大絶叫…(笑)


「あのコ達」が、だんご状態でゴールし、またまた写真判定へもつれ込み…

結果は、イマジンドラゴンが1着、ホープは2着、ヴァルシャーレが3着に確定…

栗栖さんは悔し涙を流していたものの

スタンドの観客からは、惜しみない拍手と大きな「ホープ」コールが沸き起こり

結果はさておき、なかなか良い有終の美だなあと思っていたら


病室に置きっぱにしていたスマホに届いていたメールを読んだらしき社長から

栗栖さんに電話がかかって来て…「お前、ナンだよ、あのメールは!俺がまるで死ぬみたいじゃないか!

最近、お前、俺が死ぬ前提で話してないか?勝手に殺すんじゃないよ!」


…って「あと1年」とか言ってたし、どんどん衰弱してる感じだったし

個室入院から自宅療養に変わったみたいだったトコへ、急に倒れて搬送されたりしてて

視聴者には、明らかに「フラグ」が立ってたんだけど(苦笑)


「おい、今すぐ来い!天ぷら屋だ!…(『天ぷらって、そんな…』と社長令嬢)

うるさいな!負けたまま死ねるかよ!

ホープにも嫁さん探さなきゃなんねぇんだ!休むヒマなし!」と、まさかの引退撤回?(笑)

思いっきり搔き乱された気持ちの持って行きように困った回でした(笑)