10月は、メンタル的に少しキツい1ヶ月でした。

新宿ゴールデン街でお世話になったしのさん、市政についてさまざまご教示をいただいた板倉のNさん、月末には映画「GOZE瞽女」の瀧澤正治監督…縁のあった方々が旅立たれました。
間に、七年前に死んだ妻の墓参りと、芸州に散った高田藩士の慰霊の旅にも行ってきました。
そんな10月が明けた今日、偶然NHKfmで国本武春さんの声が流れてきたのです。
「ザ忠臣蔵」切腹に向かう浅野内匠頭と家臣片岡源吾右衛門の別れの場、まさに滂沱の涙無しでは聴けない名シーンです。
国本さんは、10年前しのさんと私の共同プロデュースで浄興寺に来ていただいた稀代の浪曲師です。国本さんも、惜しいことに2015年50代の若さでお亡くなりになっています。
しのさんのお葬式から始まった10月は、しのさんと縁の深かった国本さんの名調子で締めくくられたのでした。
11月。元気で前向きな月にしたいと思っています。