統一教会は地方に深く静かに浸透してきた 一介の地方議員の私との接点 | 地方都市は死なず! 滝沢いっせい ブログ爽創通信  *09016693890*kpissey@rf6.so-net.ne.jp*

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上越市議会議員滝沢一成のブログです! 日々感じたこと、考えたことを、できるだけ素直に書いてゆきます。
滝沢一成のテーマは「雪」「老い」「貧困」、これらを追及します。

『旧統一教会との接点について』

現在、旧統一教会(現在の世界平和統一家庭連合)、その関連団体である世界平和女性連合などと政治家の関係が問題となっています。

私のような一介の地方議員にも接触がありました。多分多くの地方議員が同様であると思います。

私の事を書きます。

12年前2010年冬のこと、2011年春の県議選に挑戦し、なかなか思うようにならず足掻いていた頃です。

顔見知りの女性から「クリスマスパーティ」があるから顔を売りに来たらといわれ、金谷山麓のいまは無い教会へ顔を出しました。ちなみに教会は市の施設です。

開催前に会場に入ると100名ほどでしょうか、大勢の女性が集っていました。
ふと会場正面をみると、看板におおきく「世界平和女性連合」とあります。
すぐに「これは統一教会ではないか」と気づきました。

2015年に「統一教会」から「世界平和〜」という名称に変わったとされていますが、非公式には、その頃既に使われていました。

私自身は、それ以前より統一教会の動向を見ておりましたので、すぐに分かりました。
が、もし普通の人たちが「平和運動でがんばっている団体がクリスマスパーティを開くの、来ない?」と言われれば、さほど抵抗なく参加するのではないでしょうか。
それがかつて霊感壺商法や集団結婚式等で問題となった統一教会と同じ団体とは思わないと想像します。

さて当日の話に戻します。
私は、これはまずい、早々に立ち去ろうと思いましたが、代表の女性に引き合わされ、挨拶だけしていけばと言われ、とりあえず着座することとなってしまいました。

代表挨拶、幹部の女性による10分ほどの活動報告が行われたのち、私は名前を呼ばれ、壇上にゆき、自己紹介と県議選出馬予定であることを話しました。
1分ほどだったでしょうか。

降壇しそのまま出口に向かうと、そこに先程幹部報告していた女性がいます。目礼すると「先輩、お久しぶりです」と言います。俄かには思い出せないでいましたが、面影から高校時代の一年後輩の女性と分かり驚きました。彼女は、現在地方議員として活動しています。

以上が12年前の顛末です。
今思えば、迂闊だったことは否めないでしょう。すぐに退出すべきでした。

その後も選挙があるたびに、統一教会関係の人物が選挙事務所にきたり、いろんな文書を置いていったり、接触はありましたが、関係を深めたことはありません。

統一教会は地方に深く静かに浸透しています。もちろん上越市でも。

NHKの報道によれば、当地新潟県第6区の高鳥修一議員は、今後旧統一教会と一切の関係を断つと言っています。

※以下カッコ内、8月5日のNHKニュースWEBより、原文引用。
(高鳥修一議員)
「支援者の中に旧統一教会に関係する人がいて選挙のときに手伝ってもらった。何かを依頼されたり、その見返りに何かしたということは全くない。選挙に立候補して応援してもらう立場からするとこの人の応援はいいが、この人はだめとか、選別や排除をするのは難しい。ただ、今後は旧統一教会と一切の関係を断つ」

はっきりと「一切の関係を断つ」とおっしゃった事はよかったと思います。
もともと清廉な方ですから、憶測を招くような事を断ち切り、真っ直ぐに活動されることを期待しています。

ただし、こと自民党全体に対しては今後も厳しい目で見続けられるでしょう。他の一部の政党も同様です。
統一教会に限らず、ヘイト団体なども地方で蠢き始めています。
注視が必要です。

私も身を律してまいりたいと思います。