爽創通信 Vol.8 先行公開します | 地方都市は死なず! 滝沢いっせい ブログ爽創通信  *09016693890*kpissey@rf6.so-net.ne.jp*

地方都市は死なず! 滝沢いっせい ブログ爽創通信  *09016693890*kpissey@rf6.so-net.ne.jp*

上越市議会議員滝沢一成のブログです! 日々感じたこと、考えたことを、できるだけ素直に書いてゆきます。
滝沢一成のテーマは「雪」「老い」「貧困」、これらを追及します。

発行日/平成221月            滝沢いっせい市政報告Vol.8

爽創通信

*****市民ネット 改革 滝沢いっせい*****




ご挨拶

皆様、新しい年を迎えました。お元気でいらっしゃいますか。爽創通信8号をお届けします。第7号は市長選の際上越タイムスに掲載した「公開質問状への3候補の回答」でしたので、これでいつもの形に戻ります。

振り返れば昨年は、市にとって激動の年でした。八月には衆議院選挙で民主党政権が、十月には村山新市長が誕生しました。そうした政治の動きと密接に関係しながら、ますます厳しさが増す経済、先行きが見えてこない新幹線・並行在来線問題、大和上越店撤退問題、産業廃棄物最終処分場建設問題、新型インフルエンザ・・・様々な難問が私たちの故郷上越市の前に立ちはだかっています。

私は、この四月で議員になって二年となります。マラソンでいえば折り返し地点。これからの二年間、どう市民の皆様に、また市に貢献していくことができるかしっかりと見据え、マニフェスト=約束をはっきりと掲げて、歩んでいきたいと思っております。

未熟者ではございますが、どうぞこれからもよろしくお付き合いくださいますよう、心からお願い申し上げます。             滝沢いっせい






*********市政報告会・懇親会のお知らせ**********

滝沢いっせい市政報告会・懇親会

■日時 平成22213日(土曜日) 午後3時開会

■場所 高陽荘 上越市西城町3-6-22 Tel 522-2930

■会費 男性 3500円 女性 3000円 (お料理・飲み放題) 

    ※会費は当日受付です。

         ※この催しは、政治資金規正法第8条の2に規定する政治資金パーティです。



********活 動 報 告********



1.12月議会 滝沢いっせい一般質問



■市長のマニフェストを問う

市長の議会初日の所信表明は市長の描くビジョンが見えず残念だった。今示さずにいつ示すというのか。そのビジョン実現の手段であるマニフェストと市の第5次総合計画、新市建設計画との整合性、実施手順をまず聞きたい。

マニフェストは、第5次総、新市建設計画の基本的理念や方向性を踏まえている。さらに責任あるものとするために整理している。

問 三月議会までにマニフェスト実現の期限、財源、出来栄えを示す約束をしてほしい。

答 市民にお解りいただけるよう出来るだけ早く整理することを約束する。



■行政刷新会議の事業仕分けの影響を問う

民主党の事業仕分けは地方切り捨てに他ならない。あの事業仕分けの項目中、上越市の施策に影響が大きい項目は何か。また、上越市において事業仕分けを行う考えはないか。

確定的ではないが国税調査実施、基地周辺対策事業、まちづくり関連、高齢者職業相談室など22項目ほど影響があると予想される。予算編成プロセスを公開することは意義があると認識するが、市での事業仕分け導入は慎重に判断したい。



■観光施策の全体ビジョンを問う

首都圏から一番近い日本海直江津、ふたつの日本一の城を持つ高田など他の都市に追随できない有望な資源がある。そうした資源を生かした観光施策を考えられないか。

磨きをかけて、線としてのまちの魅力を育てることが通年型、周遊型観光につながる。



■地域活動資金を問う

税収の1パーセント約2億円を28区の地域自治区に地域活動費として支給する考えをお持ちだが、その使途は明確にしなくてよいのか。また使途の決定権、執行権はどこにあるのか。審議事案に取り上げる基準はなにか。

使途は極力制限しない。決定権は地域協議会に、執行権は行政にある。区域外の事案も自主審議できる。



2.12月議会 副市長人事案件 滝沢いっせい総括質疑



1218日、議会最終日、副市長の人事案件の議決があり、市長に対し質疑させていただきました。



心に一点の曇りなく副市長をお迎えするために敢えて質疑させていただく。

県の高齢福祉保健課長、稲荷善之氏は、優秀な方だと聞いている。大いに期待するところだ。ただ「割愛人事」であることを懸念している。割愛とは、国や県などの職員を市の職員として採用することだそうだ。この割愛の慣例で、一応は退職するが、稲荷氏の場合、ゆくゆくは県に戻ることを市長と県知事で正式に文書を交わしていると聞いている。

市民感覚では、副市長が戻る約束を携えて出向してくるというのはなじめない。本来であれば、退路を断って骨を埋めるくらいの覚悟で来ていただきたい。

常々人物本位で市政に役立つことをきちっと意識した人物を選ぼうと思ってきた。稲荷氏の人となりを充分わかって、彼の持っている能力を生かさせていただきたいと、県と調整し、選ばせてもらった。能力も高く買っている。若さとバイタリティで私を補ってくれるだろう。割愛であろうと市のために一生懸命働く覚悟を本人は持っている。きっと充分力を発揮してくれるだろう。



人となりを買っているということだが、稲荷氏はどういう分野のエキスパートか。肩書から推測するに福祉とか、行政事務の合理化が得意だとか、新幹線問題や市街地活性化のネゴシネ―ションが得意だとか・・・

福祉教育分野に造詣が深い。組織論の専門家なので、その点も期待している。



市長も県職ご出身、副市長も県職。上越市民の琴線に触れる微妙な部分がある。自治体の独立性が問われる昨今でもある。大きな事案で県と真っ向から対立しなければならないこともあるだろう。その時、村山市長は上越市の市長として、稲荷氏は副市長として、上越市、上越市民の利益を第一に考えていただけるか。

  あたり前の覚悟であるがあえてお聞きしたい。

それはもちろんだ。市のために誠心誠意尽くしたい。




********明日の上越発展へ 滝沢いっせい提案*********



50年後 上越は、日本海側の鎌倉となる   



鎌倉という市があります。大きな大きな、遠い遠い、本当に漠とした夢ですが、私は、50年後の上越を「日本海側の鎌倉」といわれる都市にしたいと考えています。歴史の息遣い、文化の豊穣。知性の煌めき、感性の迸り。静謐な宅地、躍動の街角。美しい街路樹、散策の道。医療の充実、行き渡る福祉。住まう者の誇り、他市の羨望。

現在鎌倉が誰からも抱かれているあこがれと、同じあこがれが上越に寄せられる。それが私の夢であり、ビジョンです。

そのために今何を始めるべきか。年初でもあります、ちょっと大きなふたつの提案をさせてください。




1.上越メディカルタウン構想


日本での年間の医療費は約40兆円に上ります。急速な高齢化でもっと上がっていくでしょう。医療とは実は、それだけの金が動く産業分野です。また医療は、高度な医療を施す医師から患者をケアする介護士その他まで幅広い雇用を生み出す場です。医療テクノ(技術・機器)や医薬など高付加価値な分野にも跨り、産業の巨大なピラミッドを形成します。
医科大学新設と地域遠隔医療ネットワークによる「上越メディカルタウン」構想を提案します。



上越に医科大学を作ります。医科大学は、医師を目指す若者たちを惹き寄せる力がある、医科教授など高額所得者が多数上越に住むこととなり、消費の拡大・税の涵養となる、市民にとっては医科大を持つ誇りとともに、受診できる機会が増すなど様々なメリットがあります。

上越に遠隔医療ネットワークeICUを張り巡らせます。eICUは、コントロールセンターにいるたった一人の救急専門看護師が複数の病院にいる患者を通信回線により一括監視するシステムで、遠隔診断、遠隔手術、遠隔薬剤投与なども可能です。新設の医科大学にeICUのコントロールセンターを設置し、地元の複数の開業医のICUと直結すれば、開業医にとっては大幅な人員削減につながり、いち医院ではとても手が回らない、高度な治療も可能になります。

こうして上越は全国の最先端をいくメディカルタウンとなり、人々を吸引し続け、多くのマネーを生み出します。


2.上越観光立市への6つの柱



上越が生き残り、発展していくには、やはり観光なのではないか、近頃その思いを強くしています。上越には、全国の他都市が逆立ちしても得られない資源があります。それらを柱にした観光立市を狙います。

1. 首都圏から一番近い日本海、直江の津 

新幹線の開通時、また上信越道が4車線化時、上越の一番の売りは「首都圏から一番近い日本海」。日本海を楽しみたくなったら、味わいたくなったら、買いたくなったら、首都圏から最短で来られるのが上越です。「直江津」は上越最大のブランドになり得ます。そのために、日本海側随一の水族館・海鮮巨大物産館・レストランを核にした施設の建設もありだと思います。

2. 日本一の山城と日本一の平城ふたつ持つ比類なき城下町、高田

日本津々浦々、城下町は数あれど、日本一の山城(春日山城=戦国末期、最も人口が多く栄えた地方都市は春日山城下)と日本一の平城(高田城=江戸初期に建設された平城としては最も面積が広い)、ふたつともあるのが上越です。これはすごい価値です。観桜会も謙信公祭も、蓮祭りも主役ではなく、実はその事実こそが観光の目玉なのです。

3. 世界遺産の可能性がある高田旧市街の雁木と町屋文化

「中心市街地」は、回遊型&滞在型観光街区としての生き残り、発展を図ります。本町7丁目界隈など現在も古い町屋が残っている町屋街を特区として、消防法をクリア、滞在型ホテルとして再生します。近代的アーケードになっている本町3・4・5商店街は大胆に手を入れます。天井の高いアーケードの骨格をそのままに、現在の通路部分を町屋の売り場空間とし、今の車道に両側からはみ出す形にして、昔風の外観の雁木街を形成します。

4. 上越・妙高を上海人・香港人のウィンターリゾートの聖地に

5. 13区がそれぞれの特色で競い合うアグリツーリズムを

6. 世界有数のトレッキングコース「信越トレイル」を世界へ売り込め!




もっともっと書きたいのですが、紙面がつきました。どうぞ皆様、私のブログをご覧ください。4.5.6.はそちらに詳しく書いてあります。自分で言うのもなんですが、他にもおもしろい提案がたくさんあります。ぜひ。



***********日常生活で、困った時は************


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