師匠でもあり、友人でもあるmokiさんから荷物が届きました。
いつもながらワクワクしながら開けてみます。
これは「ハッピーヒル」という米で、自然農法の第一人者である福岡正信氏が開発した品種です。
とあるご縁からmokiさんが入手されて、今年栽培されたのを分けて頂きました。
水稲でも陸稲でも栽培出来き、適切に施肥すれば多収になり、何と言っても雑草に負けない強い生命力だそうです。
まさに僕のような惰農にはもってこいの品種なんです。
ただし、唯一の問題が「食味が美味しいとは言えない」というもの・・・
「不味い」なら作らないのですが、調べてみると誰もが「美味しいとは言えない」という微妙な評価なんです。
「美味しいとは言えない」が「不味くはない」。
mokiさんもやはり同じような食味の感想をされていました(^^ゞ
では実際に自分の舌で評価しようではありませんか!!
形は少しタイなどの長粒米に似ているような気がします。
ビルマの米と掛けあわせたということなので納得です。
自慢の炊飯器で炊きあがりました。
かき混ぜてみると、やはりタイ米のようにパサパサしている感じです。
粘りっ気がないのは間違いなさそうです(@_@;)
農家さんに頂いた有機栽培・無農薬の野菜と一緒に頂きます。
う~ん、食味は・・・
やはり「不味くはない」けれど「美味しいとは言えない」感じです(笑)
「何だよ、歯切れ悪いなぁ!」と思ってハッピーヒルの食味レビューを見ていた僕ですが、僕も同じような感想になってしまいました・・・(-_-;)
何とも不思議な食味なんです(^^ゞ
福岡正信氏は「これが美味いと思えないのは、腹が減っていないからだ!」と言ったそうですが、言い得て妙ですね。
食糧難の時代なら、雑草に強くて多収のハッピーヒルは間違いなく救世主となる品種です。
でも、いまの飽食の時代では・・・
積極的に採用する品種ではないのかも知れませんね(^_^;)
奥さんの実家から頂いた「かま揚げシラス」でお替わり3杯です(笑)
mokiさんからは種モミも頂いたので、来年栽培することも出来ます。
田んぼの相方である康平くんにも相談して、来年ハッピーヒルにするか、コシヒカリにするかを決めたいと思います。
それにしても・・・
いつもながらmokiさんには感謝です(^_-)-☆
この度は貴重な「幻の米」をありがとうございました。
そのうち、そう遠からず、いやmokiさんがお元気なうちに・・・(笑)
ご恩返しが出来ればと思っております<(_ _)>