危機管理について考える | いそりんの「NO LIMITS」     ~限界を打ち破れ~

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「積小為大」
~ コツコツと小さな一歩を積み重ねる ~


今回の原発事故。

危機管理としては最悪だった(現在進行中)と思う。


誰が考えてもこれはドミノ倒しになるに決まっていて、

枝野さんがいくら真剣な顔して「○号機は今のところ大丈夫です」って言っても、みんなが「本当かよ?」と思っていたに違いない。

そして案の定、「想定外の爆発で・・・」となる。

いやいや、だからみんなそれを心配していたんだって!

毎日デジャビューのような展開で呆れました。


最初から「福島の原発はひょっとしたら全滅の可能性がある。

だから今のうちに向こう100kmまで避難しておいて下さい。

すぐには出来ない人も避難勧告がでた時にはすぐに動けるようにしておいて下さい。」と言うのが普通の危機管理なのではないだろうか?


万がいち無難に処理できて、国民から「何だよ枝野。大げさに言いやがって!」となっても、それは良いんです。

危機管理って悲観的に考えて、その範囲内で収まって、結果的にとり越し苦労に終わるくらいがちょうど良いんです。


「国民の安全」ということを縦軸として、そこに「支持率」っていう横軸を考えるから方向がぶれるんです。

これが上場企業なら、ここの株は買えないな。


明日はデジャビューが起きないことを心から祈ります。