原発にどう向き合うか? | いそりんの「NO LIMITS」     ~限界を打ち破れ~

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「積小為大」
~ コツコツと小さな一歩を積み重ねる ~

練習の日記は今週いっぱい自粛します。

練習はやっているんですけれどね。


さて、今回の原発事故は今後に活かさないといけません。

僕も含めて「自分に関係のないこと」では済まないんです。


今回の事だけで「絶対なくすべき」というのもアンフェアな気がします。

そういう人は今度なにかあると賛成派に容易に鞍替えしますから・・・


僕の個人的な案ですが・・・


東電には是非お願いしたいのだが、原発を全て失くしたときの我々の生活を仮定してもらえないだろうか?

例えば全てを風力・太陽光・水力などの自然エネルギーにすると・・・

「いま節電しているくらいの電気供給量になってしまう」とか。

又は「現在と同じ水準で電気を使うなら、電気代が倍になる」とか。

どれくらい不便になるのか?

どれくらいの出費が増えるのか?

それは我々の堪えうる痛みなのか?


そういうシュミレーションが必要なのかもしれません。


薬でもそうですが、副作用っていうのは小さく書かれています。

出来れば見過ごしてほしいということです。

「黙って飲め」という意志がうかがえます。


我々は原発においても同じように、副作用というものに目を向けずに今まで来てしまったのです。


今回のようにある程度の事故が「自分の周りに」起きることがあっても、それは現在の生活レベルを維持するために仕方がないリスクと思うのか?

それとも生命を脅かすような恐れはないけれど、ある程度不便な生活をすることを選択するのか?


メリット・ディメリットをもう少し国民全体で理解できるように啓蒙し、そのうえで国民の総意というものを何らかの形で問えばフェアだと思います。

日本は民主主義ですから51%の人が賛成と言えば従うべきだと思いますし、それが嫌なら違う国で過ごすという選択肢もあります。


現在の原発の進め方は、そういう意味ではアンフェアだと思います。


同時進行で、我々も賛成派・反対派の意見を自分たちで良く勉強するべきだと思います。

与えられるのを待つだけというのもアンフェアですね。


僕、個人の意見ですか?

影響が強すぎると困るので内緒にしておきます(笑)


おまけ:

http://www.spiegel.de/images/image-191816-galleryV9-nhjp.gif
ドイツの報道機関・シュピーゲル公表のシミュレーションデータ
「福島原発で発生した放射性物質が風にのってどう流れたか。」