PQSで考える | いそりんの「NO LIMITS」     ~限界を打ち破れ~

いそりんの「NO LIMITS」     ~限界を打ち破れ~

「積小為大」
~ コツコツと小さな一歩を積み重ねる ~

先週の土曜日はスタッフと定例ミーティングに行きました。

先月は目標達成していましたので高級な店で良いと言ったのですが、なぜか幹事は一番街のチェーン店を予約したのでした。

まあ、それは良いとして・・・


まず店に入るなり狭~い個室に通されます。

身動きとるのがきついほどです。

まあこれもええでしょう。


しかし注文取りに来た店員はさすがにまずい。


「今日は混んでるので時間かかりますから・・・」

「焼もの系はやめておいた方がいいっすね!」

「すぐに出せるものっすか?キムチくらいっすかね!」


おいおいおい、ちょっとまてコラ。

舐めとったらドタマかち割って脳みそチューチュー吸うたるぞ(怒)


喉まで出かかりながらも苦笑いの僕。

思えば随分成長したものだ(笑)

「切れたナイフ」と呼ばれていたころなら、フフフ。


黙って待っていたら鍋が出てくるまで1時間。

こっちのハラワタが先に煮えくりかってどうするって話です(笑)


この店はすぐに無くなる事でしょう。間違いない!

この接客ではいけません。


これをきっかけにスタッフには競争の基本原則を教えました。

それは「PQSの3原則で考えなさい」ということです。

P=PRICE(価格)

Q=QUALITY(品質)

S=SERVICE(サービス)


この店は値段も安い、味も悪くない。

しかし残念ながらサービスで大きく客を失います。

人のフリ見て我がフリ直さなくてはなりません。


われわれに落とし込むと・・・

P(価格)は健康保険ですので基本的には差がつきません。

Q(治療の質)は常に向上させることを考えていますが、これは職人系の職種なら当たり前のことですよね。

つまりここでもそんなに差はつきません。

ここで差がつくようでは最初から厳しいでしょう。

逆に僕たちが思っているほどは悲しいかな、お客さん(患者)は差を感じないものなんです。


ではどこで差別化されるのか?

これがS(接客)です。

職人系が苦手で軽視するところなんです。


何か居心地の良い店って流行りますよね。

ここはPでもQでもなくSで差別化している店です。


あらためてサービス(接客)を見なおそうねって話をしました。

そんな会議で提案があって早速実現したもの・・・

いそりんの「NO LIMITS」~限界を打ち破れ~

よ~く近づいてみると・・・


いそりんの「NO LIMITS」~限界を打ち破れ~
消毒用アルコールと使い捨てマスクです。

これからの季節、患者さんもわれわれも気をつける必要があります。


まだまだ会議ではたくさんの気付きがありました。

ひとつひとつ実現させていきたいものです。