試合内容の回想 | いそりんの「NO LIMITS」     ~限界を打ち破れ~

いそりんの「NO LIMITS」     ~限界を打ち破れ~

「積小為大」
~ コツコツと小さな一歩を積み重ねる ~

ちょっと個人的な記録として・・・


12月6日 色帯カーニバル8

マスター紫帯 アブソリュートで出場。


対戦相手は高橋雄二さん。

TRIAL&ERRORという静岡のチームの方だ。

全日本柔術選手権マスター紫メジオ級優勝。無差別3位。

僕が戦ってきた相手の中で一番の実績の持ち主だ。


試合前にドタバタしたのは前述のとおり。

しかしながら遠方からということと、恐らく相手の方は本当は出場するつもりではなかったのに、僕の相手がいないために無理して出場していただいたはずなので、試合順くらい変わったって文句は言えない。

タイで試合した時は、いつ試合か全くわからないくらいいい加減な進行だったもんね。

それに比べりゃエンヤコラさ。


さて開始早々、組み手争いから僕が片足タックル(別名クワガタックル)へ。

当然ながら軽くステップバックでかわされる。

その後、組み際にすぐハーフガードに引き込まれてしまう。

すぐに潜ってくるのでまずはしっかり上体を固めた。

古傷の右膝を絡まれているので簡単には抜けなそうだ。


ハーフから脇を差して起きてくるのでカウンターのダースチョークを狙う。が、クラッチ出来そうになく十字締めに変更する。

相手も僕の攻め手を読んでいるのか充分には締まっていない。

絞めををあきらめてそのまま相手の左手をとり首にマフラーのように巻きつけて後頭部で右手でキャッチする。

これは僕の得意な固め方だ。これでひと安心。

すかさず左手で拳を作りのど元に突っ込み絞めへ。

これは自分ではかなり深く入ったように思えたがタップを奪うには至らない。10秒絞めてダメなら技が不完全だということだと思っている。そういう時は放すのが礼儀だ。


ハーフは抜けそうにないので奇襲を仕掛ける。

両膝をベアハッグのように抱きしめバービーしながら足を切る。僕の18番パスガードだが、サイドにつく間際で戻されてしまった。そこで反対サイドに跳ぶ練習をしていたのに出せなかった、残念。


またハーフに戻されて同じ展開。

首にマフラーのように相手の左手を巻きつけて固め、再び突っ込み締め。さすがに今度は警戒されているのか、全然絞まっていない。

そこで巻きつけた左手首をモンジバカに移行。

これもかなり曲ったがやはりタップまではいかない。

一気にボキッとやれば極まったかも知れないが、それは僕の求める柔術とは違うのでやはり技を解く。


突っ込み締めもモンジバカも苦し紛れにハーフガードを解除してくれるかと思ったが、本当にしつこく上手いガードでした。

大賀先生も試合後に「あの方のハーフは抜けないでしょ」って笑ってましたが、本当に上手でした。


残り1分を切って、このままでは一本とれないと思い強引に動こうとするが、隙が出来たのかすかさずフルガードに戻されてしまい、今度はスパイダーガードに捕まる。

下から結構あおられるがスイープを食らうまでは無さそうだ。

そのままガードを切ってスタンドに。

最後にクワガタ②をお見舞いしたところで試合終了。


突っ込み締めとモンジバカで2アドバンス入ったので0-0のAD2-0で僕の判定勝ちとなりました。

何にもさせて貰えなかったし、僕も2連敗は嫌で勝ちにいってしまったのが反省点です。


パスさえ出来れば自分では極め力はあるほうだと思っている。

課題はパスだ!って何回思っているんだって(笑)

今度こそ綺麗にパスできるようにまた練習だ。


次回は年明けて1月か2月に1試合やるぞ。

来年は6試合を目標にして頑張ろう。