今回の国連総会は思わぬ展開になりました。
いわゆる「オバマ演説」で核なき世界へ大きく前進したと言えるのではないでしょうか?
考えてみれば、不良達が喧嘩になった時の事を想定して、普段から「俺は空手初段だから・・・」とか「俺はいつもナイフ持っているから・・・」とか牽制し合っているようなもので、本当に使うのはお互いに勇気のいるものなのです。
そして結果はといえば、せいぜい停学になったりパクられたりと、後悔するものになると相場は決まっています。
核保有国7カ国、疑惑国3カ国。
ここらが潮時でしょう。
古典で言う「己の欲せざる所、他人に施す勿れ」です。
「もし自分の国が核を落とされたら?」と考えれば自ずと答えはでるはずです。
僕は、小沢一郎さんの「日本改造計画」を、当時に感動しながら読んだひとりですが、やはり国連というものが国家警察として機能するのが理想だと思います。(現実はそうでないとしても・・・です)
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- だから、もし今回の国連決議に違反する国が現れた時に、国連の総意としてどういうペナルティーを与えるかが実は一番大事なのではないかと思います。
「みんなで決めたルール」、これは大いに結構です。
ただしルール違反をしたものには全世界的な制裁を加えることも同時に考えておかねばなりません。
今回の国連総会で、そこところのつっこんだ議論が報道されてこないことに一抹の不安は感じます。
「総論賛成、各論反対!」
どこの企業の会議でもよくある話です。
アピールできたところで「お手盛り」チャンチャン。
そうならないことを祈ります。
まさか、この国連総会までもが、各国の首脳たちのPR,プロパガンダに終わらないことを、核廃絶の考え方を持つひとりの地球人として切に願っております。
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- 被爆地 広島カープ(現在5位)ファン
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