なんで精油は飲んではいけないの?(その1)の続きです。
わかりやすく書いているので、
言葉遣いとか言い回しとか厳密には違うかもしれませんが、
イメージをつかんでいただければ幸いです。
ディフューザーなどで焚いた場合、
精油成分は鼻や口から呼吸とともに体内に入ります。
マッサージオイルを作って肌に塗った場合、
精油成分は皮膚から浸透吸収され、体内に入ります。
じゃあ、飲んだらどうなるか。
お分かりの通り、食べ物と同じで、
食道を通り、胃や腸を通り、吸収されます。
その吸収率は、呼吸器や皮膚からの比ではありません。
精油を飲むことで、高濃度の成分が一気に体内に取り込まれてしまうのです。
腎臓や肝臓に行く前にも、成分は血管を通して体内を巡ります。
専門家の指示に従い、用法用量を守って飲む分には、
身体への負担は少なくて済みますが、
素人判断で漫然と飲み続けるのは、とにかく身体にじわじわ負担をかけ続けることになり、
とても危険です。
フランスなどで行われている「メディカルアロマ」は、
精油を薬のように使用するため、
医師やそれに準ずる人しか精油を扱うことができません。
それくらい厳密に扱われています。
日本ではまだアロマはきちんと認可されておらず、
精油も「雑貨」扱いなので、
使用についてはすべて自己責任になっています。
素人でも自由に精油を使うことができる分、
きちんと知識を持って使用することが求められているのです。
日本にも、メディカルアロマを教える協会がありますが、
きちんと安全な使い方が提示されています。
ここで注意なのが、
「この精油は食品添加物として認可されているから、飲んでも大丈夫です」
という謳い文句で販売されているものがありますが、
食品添加物にも、使用量の決まりがあります。
それってだいたい、ものすごく少ない量です。
ペットボトルの飲料水に精油1滴、でも多すぎるくらいです。
もしそれで健康被害があったとしても、
現在の日本では、自己責任です。
メーカー側にはPL法(製造者責任)が適用されるかもしれませんが、あまり期待しない方がよいです。
(きちんと認可を受けた医薬品での健康被害でさえも、なかなか認められないくらいですから・・・)
食品だから安全、の言葉に惑わされないようにしましょうね。
精油の安全性をはかるのはそこではないです!
少し話がそれましたが、
まとめると、
精油は高濃度の有効成分なので、
効果がパワフルな分、身体に蓄積されやすく負担をかけやすい。
ゆえに、使用するときは用法用量を守ること、
同じ精油を使い続けないこと、
(同じ成分ばかり体内に入るのを防ぐため)
原液で塗らないこと、
飲まないこと!(飲むときは専門家の指示に従う)
ということが大切です。
使い方を守っていれば、とてもありがたいアロマテラピー。
正しく使って楽しくアロマ生活を過ごしましょう
