小さい建設業のISOブログ@管理責任者が書いてます。 -2ページ目

5.2 顧客重視

 お客様の満足向上を目指した上で、お客様の要求(要望)が決定され、満たされている事を確実にしなければならない。また、7.2.18.2.1を参照とありますので、この両項目がきちんと出来ている事が大事です。

 7.2.1は施工の内容を明確化するということです。
依頼書や設計図書(図面・仕様書等)、によって要求された事項を、注文請書や、請負契約書、規模によっては見積書などで、お客様の要望が反映されてますか?ということです。

 8.2.1項は顧客満足ですから、ウチの施工に対してお客様は満足しているか?ということを監視しなければなりません。

これらを確実にしましょうという話です。
両項目については、各項で書きます♪

5.1 経営者のコミットメント

トップマネジメントとあるので、我々の小さな企業では社長になると思います。要するにマネジメントに携わる一番上の人です。

 その人は、品質マネジメントシステムの構築、実施、またその有効性を継続的に改善する事に対してコミットメント(責任が伴う約束)し、その証拠として、a)~e)を示さなければならない、とあります。

なので、a)~e)項を社内に示せばよいのです。


a) 法令・規制等の順守はもちろんの事、お客様の要求事項を満たすことは、これだけ重要なんだよ、ということを社内に周知させる。

b) 品質方針を設定(内容は5.3で書きます)

c) 品質目標が設定されていることを確実する、とあるのは目標設定が必ずしも社長では無いので、こう書いてあります。(内容は5.4で書きます)

d) マネジメントレビューを実施(内容は5.6で書きます)

e) 資源(人、設備)が使用できることを確実にする、とあるので、『6 資源の運用管理』をしっかりやれば良いのです。


 この項に出てくる『周知』や、『示す』も無理に文書にする必要が無いので、社長からの口頭指示でもメモでも何でも良いのです。

あくまでも、社内の人間が分かるようにすることが大事です。

4.2.4 記録の管理

まず、要求事項への適合の為に記録を作成、管理とありますので、4.2.1で規定されている記録(21の記録)の作成・管理が必要になります。

 また、品質マネジメントシステムの効果的運用の証拠を示すための記録を作成・管理しなければならない、とあります。

ここで注意したいのは、要求事項21の記録 + 効果的運用の証拠を示すための記録 という基本構造になりますが、自社の記録で該当するようなものが元々あれば、それを含めて良いのです。むしろ、含めないと無駄な書類がヤマになってしまいます。


次に、記録に関しての『文書化された手順の確立』が要求されています。以下のようなものが手順として確立されていれば良いと思います。

・どんな種類の記録があるか?
・記録に関しての責任者は誰か?
・保管・保護(劣化や紛失防止)はどのように(どこに)するか?
・識別、検索が簡単になるように、どんな事をするか?
・保管期間はいつまでか?
・廃棄する記録(保管期限が過ぎたもの)は、どのように扱うか?
(とりあえず捨てずに保管する事も含めると良いと思います)


最後に、記録は読みやすく、容易に識別可能、かつ検索可能でなければならない、とあります。上記の項目で、識別と検索が簡単にする方法を定義するので、読みやすい記録を作るようにすればよいのです。