英検1級1発合格の秘訣【82】英単語「多く」薄くを何回も | ひとときのときのひと

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広告業界で鍛えたから、読み応えのある文が書ける。
外資系で英語を再開し、アラカンでも英検1級1発合格。
警備業界にいたから、この国の安全について語りたい。

そんな人間が、ためになる言葉を発信します。
だいたい毎日。



まずは英語から。

 TOEIC900未満でも英検1級1発受かるかな~♪

 

   アラカンでも英検1級1発合格可能かな~♪

 

 実際、やってみたら、合格できました!

 

   しかも、留学なし、駐在経験なしで。

 

 そんな自分が、どうやって合格したかをご紹介します。

 

 ご興味ある方は、お付き合いください。

 

 既に英単語の覚えかたについては(未読の方は↓をご一読いただきたい)いくつか投稿してみましたが、

 

 それは、「英単語は少しずつ覚えていくよりも、最初から大量に覚える方が記憶に残りやすいし、速く覚えられる」と言うヒントです。

 

 「いやいや、漢字とかならともかく、英単語なのだ、そんなに最初から大量に詰め込んだら、消化されない、頭に入っていくはずがない」と反論される方も少なくないかもしれません。そこで、以下に理由を説明していきます。

 

理由1.同意語や反意語のようないくつかの分類を使うことになるので、かえって覚えやすくなるから

 大量に英単語を覚えるとは、確かにばらばらの、4桁(けた)以上の数字を暗記するようにとらえてしまいがち。しかし、そんな作業では決してありません。

 

 まず、人間の頭には、バラバラなものを整理しようとする機能が備わっていることを利用しましょう。関連付ける力です。

 

 たとえば同じような意味のグループ、反対の意味のグループ、関連する言葉のグループといった風に、です。

 

 同意語なら、こんな感じで頭に入れていきます。

Criteria ≒ Standard

Dispatch ≒ Send

Feasible ≒ Possible

Terminate ≒ End

Provide ≒ Give

Reciprocate ≒ Return

Upbeat ≒ Optimistic

 

 反意語についても、ざっとこんな感じでセットとして覚えていく方が、効率的です。

Assign ⇔Resign

Conscious ⇔Unconscious

Feat⇔Defeat

Perfect ⇔Defect

Dependence⇔Independence

 

 次に、 たとえば、preposterous という英検1級以上とされる難単語の覚え方を例にしてみます。「途方もない、ばかげた、非常識な、不合理な」といった意味ですが。

 

 このとき、同義語の、absurdやridiculousやludicrousもと一緒に覚えてみるのです、あるいは、思い起こしてみます。同じグループの一つとしてその引き出しにしまうわけです。

 

 いや、一度で覚えられなくてもいいのです。こんな感じでどんどん進めていけば、最終的に剥がれ落ちないように固定されていきます。少なくとも数多(あまた)の星の名前全部を覚えるようなやり方には、なりません。

 

 そんな点(単語)をひとつひとつなぞるのではなく、組というか団というか面で覚えていくようにします。同意語、反意語といったくくりだけではありません。接頭辞や接尾辞を使っての記憶もやっていきます、。

 

 ちなみに、先ほど説明した同意語に関しては、どのように使い分けされるかどうかもチェックしておけば、さらに単語問題に対する正答率を上げることができます。

 

 たとえば、同じように「調べる」であっても、

税関が調べるときはinspect、

警察ならinvestigate、

医者ならexamine 

と言った風にです。一見すると回り道のように見えるかもしれませんが、実はこの方が近道です。

 

 暗記と言うと、すぐにいわゆる理屈なしの「丸暗記」を連想されるかもしれません。が、このように「関連付ける」やり方を最大限行うことで、回避できます。いや、回避するようにしましょう。それが、記憶の長期的保持につながります。

 

理由2.人間は忘れる動物なので、繰り返すしかないから

 既にある程度、英語学習を続けていらっしゃる方はご存じだとは思いますが、人間は忘れる動物で復習が記憶のキーであることが証明されています。

 

 ここでは、詳しく触れませんは、もし、全くご存じなければ「忘却曲線 エビングハウス」で検索して確認願います。

 

 さて、このような事実を前提とすれば、一度では覚えられないのだから、繰り返すしかないのです。ところが、そのときに、ついつい人はいやいや1日300単語なんて、せいぜい50単語・・・などとしてしまいがち。

 

 が、それでは、かえって遠回りなのです。残りの250語を復習する回数を自ら放棄しているからです。それでは、なかなか語彙力増強にはつながりません。

 

 もちろん、いままで50mも泳げなかった人間に300mもできるわけないではないか、との声も聞こえてきそうです。が、ここがまさに分かれ道になっているのではないかと経験上、考えます。

 

 なお、ここから先は筆者独自の単語記憶法になります。

 

 たとえば、たった一文字か二文字が違うことによって、全然意味の異なるケースがあるでしょう。

 

 brandは、いわゆるブランド物の、つまり「銘柄」とか「商標」であるが、blandは?。これも英検1級以上とされている単語で「温和な」とか「当たらず障らず」とか「つまらない」といった意味です。a bland novel で「つまらない小説」となる。

 

 brand とbland は、決して同意語でも反意語でもないが、こんな風に1字違いで連想しして覚えるのも、ひとつの方法でないでしょうか。自分は、これを励行して暗記の幅を拡げてきました。

 

 以上、英単語記憶は、点としてではなくグループのような面としてとらえ、大量に何度も繰り返すことを英検1級1発合格に向けてのヒントしてお勧めします。あなたの合格のヒントになれば幸いです。