税理士業界の今後を考える〜DXの波に乗れるか | 独学で合格!ママ税理士の独り言

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2人育児と仕事をしながら独学で税理士試験を受験し官報合格しました。勉強の話、仕事の話、子育ての話など、気ままに語っております。

こんばんはー!

お盆休み、いかがお過ごしですか?


私は、事務所が11〜15日の間お休みになったので、本当は帰省しようかと思っていたのですが、こんな状況下なので、泣く泣く延期しました。

(まぁ、ろくに外出もできないようでは帰っても仕方ないですし、、、)



というわけで今年のお盆も家にいるわけなのですが、暇なのでAmazonプライムで「竜とそばかすの姫」を観ました。



ちょっと前なら非現実的な、と小馬鹿にしていたのですが、まんざら夢物語でもなくなってきています。

AIに仮想通貨、メタバース、、、不安



そう、税理士業界にもDX(デジタルトランスフォーメーション)の大きな波が来ていますね。

(無理矢理繋げたよ指差し


私個人的には、2024年は大!変革期になるのではないか、と危機感を持っています。

2023年10月のインボイスに加え、2024年の改正電帳法の完全施行。


過去にも電子申告導入という変革があり、その時期に苦労された方もいらっしゃると思います(私は話に聞いただけです)。

ですが、電子申告は(押印を除けば)税理士事務所側のみの問題でした。


一方、インボイスと電帳法に関しては、顧問先に正しく指導を行い、同時に税理士事務所自身も対応していかないといけない、二人三脚で行っていくべき問題です。

というのも、事務所・顧問先共に会計ソフトを使うのがスタンダードになりつつある現在、インボイスや電子保存のために顧問先が導入すべきシステムも、税理士事務所の税務システムと連携できるものでなくてはお互いにやりづらくなってしまうでしょう。

さらに電子データの保存ストレージについては、双方から簡単にデータを確認できるクラウド方式が主流になっていくと予想されます。


こういったことを考えると、開始後5年10年はともかく、その後においては顧問先のDX化を正しく指導できる税理士(当然、税理士事務所のDX化は大前提)でないと生き残ってはいけないでしょう。



私としては、今の事務所で使用しているシステムは当面クラウド化することはなさそうなので、他システムへの切り替えを真剣に考えているところです。




このように危機感は感じて動いているものの、同時に、ビジネスチャンスとも考えられるので、それに乗り遅れないよう、今のうちにしっかりと準備運動をしておこうと思います。