強風で飛ばされそうな絶景の中を登り、やがてピークらしい場所へ。
ソロの男性が引き返そうかどうかで、悩んでいました。
「せっかくだから、あそこに見える道標まで行ってみましょうよ~」
無理やり誘い(笑)、どうにかガスの中うっすら見える次のピークに到着。
「おおここが有名なニセ巻機」
皆さん、ここでよく心が折れるといいますね・・・・
一緒になったお若いソロの男性は、長野からいらして、私たち同様A予測を信じて来られたのだそうです。
「この先に避難所があるそうだから、そこまで行ってみましょうか・・・」
男性もそういって、草紅葉の草原を、下っていきます。
足元も、きれい。
でも、ゆっくり見ている余裕がありません。
風が強いうえに、細かい霧雨になっているので寒いです。
登りで汗をかいていたのが嘘のよう。
こういう時、気をつけないといけないのが濡れた服で低体温になってしまうことです。
草原の先に、見えてきた避難小屋。
とってもキレイです。
ホッとしたように、先に入る男性。
中からは、外の状況が嘘みたいな明るい笑い声が響いていました。
私を越していった、バリバリの山ガールのお姉さんふたりと、若い男女3人組が体を温めながら
くつろいでいます。
皆、これからピークを目指すとの事。
男性はここで休んで下山、私は皆の後を追って、またひとりで歩くことにしました。
歩きだすと、池塘の中を通ります。
晴れていれば、最高なんだけどな~
途中、とってもお腹がすいて、買っておいた田舎まんじゅうをモグモグ。
(避難所では何も食べなかったので)
こういう時、チョコや大福みたいなおもち系よりも、おまんじゅうのほうが固くないし
お腹にもたまって良い気がします。
おにぎりもこれからは冷たくて嫌なんですよね~
おいしかった。さあ、あと少し
もふもふのさくらの毛色の草原。
晴れていれば、これがどこまでも続いて素晴らしいそうなのですが。
とにもかくにも、目標地点到着(ここが正式には山頂ではないそうなのですが)
やった
いつものチビさくらにモデルをお願い。
風で、何度も落ちてしまいます。
先のお姉さんたちと3人組が戻ってきました。
ちょっと先にケルンがあるので、そこまで行って引き返したそうです。
牛が岳まで行っても展望もなさそうだし、これから天気もますます下り坂になるので、
私もそこまでにすることにしました。
さあ、あとちょっと