終末期ケアについて  (46) 緩和ケアについて① | 65歳のおたんこナース

65歳のおたんこナース

22歳に看護学校を卒業して、結婚や出産を経て69歳となりました。約13年間医療療養型の病棟で、病棟スタッフと一緒に、終末期ケアに取り組んできました。
2021年には、終末期ケア専門士の資格も取得しました。
その経験を少しでもお伝え出来ればなと思っています。

おはようございます😃
今日も、
読んでいただきまして
ありがとうございます😊

今日の松山は、晴れ☀️のち曇り☁️
肌寒いですが、朝は12度
日中は21度まであがるようです。


昨日の東京の感染者は、103名

25日12:00時点で
全国の感染者数は、12681名(+441 前日比)
退院者数は、2645名(+126名)
亡くなったかたは、334名(+17名)

ゴールデンウィークでお天気がいいのですが、
ステイホーム🏠です😊

湘南海岸は、サーファー🏄‍♂️も、
まばらだったようですね。
道路も空いていたとか

マスクをせずに買い物に来る人も
まだおられます😣
マスクがないのかな〜と
思ったりしてしまいます🤭

政府からのマスクも、
虫が入っていたり、髪の毛がはいっていたり😤
発送されていないマスクは回収されたようです。
マスクは、清潔でなければなりません。

道後温泉も閉館になりました。

やるせないですね。



山椒の葉っぱが出できました。
実ができたのを見たことがないのですがー
触れると山椒の香りがすごいです。

いつも、
アゲハ蝶の幼虫に食べられてしまいます🤭
モンシロチョウが飛んできたり
シジミチョウが飛んできたり、
花が咲いていると、自然に寄ってきますね。



ラベンダーの花が咲き出しました。

ミツバチ🐝が蜜を吸いにやってきていますが、
どこにいるかわかりますか?


伊豆高原の家に咲く
クリスマスローズです。
2月に行ってから行けていません😢
どうなっていることやらー
お雛様も飾ったままです。
いつ片付けることができるのでしょうか?





🍀認知症のある方は、
    がんによる痛みを
       あまり感じない🍀

  知っている方いらっしゃいますか?

私も研修とか講演で講義を受けただけなのですが、

特に、アルツハイマー型認知症の方は、
痛み刺激が感知されにくく、
痛みの識別も困難になると考えられています。
全く、痛くないわけではありませんので、
その辺は誤解のないようにお願いいたします。


⭐️緩和ケアとは

生命を脅かす病気に関連した問題に直面している
患者とその家族のQOL(生活の質)を
向上させる取り組み(働きかけ)であり、
痛みとその他の身体的・心理社会的・霊的な
問題に関して、早期確認と十分なアセスメント
そして治療によって、苦痛を防止したり軽減
したりすることです。


☘️「緩和ケア」
 を実現するためには

・痛みと他の苦痛な症状の緩和を提供する。

・生きることを肯定し、死にゆく過程を正常な
 ものとして尊重する。

・死を早めることも、遅らせることも、
 意図しない。

・患者の心理的・スピリチュアルな面を
 総合したケアを行う。

・死が訪れるまで、患者が前向きに生きていける
 ように支援する。

・患者の療養期間も死別後も、
 家族が生活に適応できるよう支援する。

・患者と家族の必要性にチームで対応する。

・必要であれば、死別後にカウンセリングなどの
 支援を行う。

・QOL(生活の質)を向上させ、療養期間に
 肯定的な影響を与えるようにする。

・化学療法や放射線療法などの、
 延命治療や苦痛な合併症の診断・治療を
 行っている早い病状時期から適応とする。

⭐️痛みの定義

☘️痛みとは、
 それを体感している人が、
 痛いと訴えるもの全てである。

※  痛みは本人にしか判らないこと理解して、
 対処しなければならない。
 痛みを治療するためには、
 まずその痛みを診断し、評価することから
 始まる。

①生きることを尊重して、
 誰にでも例外なく訪れることとして
 死にゆく過程にも敬意を払う。

②死を早めることも死を遅らせることにも
 手を貸さない。

③痛みのコントロールと同時に、痛み以外の
 苦しい諸症状のコントロールを行う。

④心理面のケアや霊的なスピリチュアル面の
 ケアを行う。

⑤死が訪れるまで患者が積極的に生きていける
 ように支援する体制をとる。

⑥患者が病気に苦しんでいる間も、
 患者と死別した後も、家族の苦難への対処を
 支援する体制をとる。
 

⭐️痛みを
 コントロールする時の目標

 1) 痛みに妨げられず、
   夜間睡眠ができる。

 2) 安静時に痛みがない。

 3) 体動時に痛みがない。

🌈この3つの目標は
 「緩和ケア」にとって 
     大切な目標です🌈


 
「麻薬を使うと癖になるから」
 と誤った知識により
 使うことをためらわれる人が多いと思いますが、
 それは間違った知識です。
 そういうことも、少しずつお話をしていければと
 考えております。

 私自身も、脊柱管狭窄症により、
 疼痛コントロールのために 
 麻薬に近い薬💊を内服しております。
 慢性疼痛の場合、消炎鎮痛剤をむやみに
 服用すると副作用で、腎機能障害を
 おこす危険性もあります。
 正しい疼痛コントロールについて、
 お話をしていければと思っております。

今日も、長くなりました。
最後まで、
読んでいただきまして
      ありがとうございます😊

次回も、徒然なるままに

※  ご感想、ご意見、ご質問、
 ご遠慮なくいただけたらと思います。
 手探りでやってますので、ヒントをもらえたり、
 私にも勉強になりありがたいです。