終末期ケアについて  (47)緩和ケア②全人的痛み(トータルペイン) | 65歳のおたんこナース

65歳のおたんこナース

22歳に看護学校を卒業して、結婚や出産を経て69歳となりました。約13年間医療療養型の病棟で、病棟スタッフと一緒に、終末期ケアに取り組んできました。
2021年には、終末期ケア専門士の資格も取得しました。
その経験を少しでもお伝え出来ればなと思っています。

おはようございます😃
今日も、
読んでいただきまして
ありがとうございます😊

今日の松山は、晴れ☀️
肌寒いです。朝は9度です。
日中は20度まであがるようです。


昨日の東京の感染者は、72名
やっと、100名を下回りました。
週末、休みは基本的に感染者数は減りますから
油断は大敵です。

26日12:00時点で
全国の感染者数は、13031名(+350 前日比)
退院者数は、2798名(+153名)
亡くなったかたは、348名(+14名)

岡江久美子さんのご主人である
大和田獏さんは、
「しゃぼん玉、とんだ 屋根までとんだ 屋根までとんでこわれてきえた なぜか今、この歌を口ずさんでしまいます。太陽のような明るさと春風のような優しさを持つあの人が突然、しゃぼん玉のようにはじけて消えてしまいました。大切な人がしゃぼん玉にならないようにみなさま、くれぐれもご用心ください」

と、コメントされました汗汗汗しょぼん

みなさん、ステイホーム🏠ですカゼ


 


今日は、松山を少し紹介しますね。

これは、松山の市内電車です。

ちょうど、南堀端の駅ですね。
NHKテレビ局や美術館などがあります。
この上の方に、松山城があります。
松山に来て、一度だけ上がったことがあります😆
天守閣も上がったかな?

京都にいて、祇園祭りを一回観たぐらいなんでー
今年の祇園祭りは中止と聞きましたが、
さびしいですね😔



松山市駅前です。

伊予鉄高島屋があり、
この辺から繁華街に入って行きます。
銀天街や大街道、いちばん賑わうところです。

今年は、松山春まつりも中止ですね。
大名行列とかがあるのですがー
高島屋も食品売り場以外は閉まっています。



松山は、みかん🍊の種類がとても多いです。
ここは、見奈良にある、あさつゆマルシェです。
新鮮なお野菜をお安く購入することができます。
病院から逆方向なのですが、
帰りに寄って気分転換して家に帰っていました。
大きな露天風呂のある温泉もあります。
坊ちゃん劇場もあるのですよ。
毎年、病院の多目的ホールで劇を
してくださいます。



あさつゆマルシェにある、ブルマとベジータ

ここの昔ながらの中華そばラーメ
甘めなのですが、ちょっと癖になるお味です。
かき揚げうどんのかき揚げは
ビックリするぐらい大きいのが特徴です。
唐揚げも美味しいですよ。



庭に咲いた、ニオイスミレです。

今年も花をつけてくれました。


⭐️全人的痛み
  (トータルペイン)とは

1、身体的苦痛
 身体の痛みや症状、
 ADL(日常生活動作)の支障、など。


2、精神的(心理的)苦痛
 不安、いらだち、うつ状態、孤独感、など。

3、社会的苦痛
 経済、仕事、家庭、人間関係、相続等に
 関する問題

4、スピリチュアル
  (霊的)な苦痛
 人生の意味への問い、自責の念、死への恐怖、
 価値観の変化、死生観に対する悩み、など。

☘️人の痛みは、がんの痛みだけではなく、
 上に書かれたようなものから成り立っています。
 痛みは、身体ー心理ー社会ー霊的存在として、
 統合されたものなのです。

⭐️全人的ケアとは
この4項目に対してケアを行うことであり、
全人的苦痛を一人の医師や一人の看護師だけで対応するのではなく、ホスピス・緩和ケアでは、多職種によるチームアプローチが行われています。

その取り組みの中でも“魂のケア”である“スピリチュアルケア”は重要な課題となっているのです。

⭐️キュアとケアの違い

☘️キュア(cure)とは、
・「治療する、治す」または、
 「回復、治癒」ということであり、
  病気や怪我を治すこと、または、そのために
  施す種々の手立てのことです。

☘️ケア(care)とは、
・関心を持つ、かまう、世話をする。
 国語辞典のケアの意味は、
 「病人などの介護、または、客の世話」という
 意味となる。
 他には、保護や管理、関心ごと、責任といった
 内容もある。
 日本語として日常的に使用される言葉であり、
 このケアという言葉は、専門用語としても、
 さまざまに定義して用いられている。
 ケアの全体像を表している全人的ケアという
 概念を十分認識する必要性が強調されている。

 虹語源をたどると、もともとは
 ホスピスケアとして、
 ホスピス精神に則っている虹
  

🍀ホスピスケアと緩和ケアとは、
 ケアの実際的な目的も内容も
 ほとんど同じであると考えられています。
   虹緩和ケアは、
 ホスピスケアを継承して、
 特に、終末期に至った
 がん患者さんを中心にして
 発展してきたケアです虹

今日も、長くなりました。
最後まで、読んでいただきまして
      ありがとうございます😊

次回も、緩和ケアの続きを

※  ご感想、ご意見、ご質問、
 ご遠慮なくいただけたらと思います。
 手探りでやってますので、ヒントをもらえたり、
 私にも勉強になりありがたいです。