【ハーブでできる・乾燥ハーブの作り方と楽しみ方】コモンマロウの乾燥方法とハーブティーの楽しみ方

アロマで美しく豊かに♪

新宿御苑・アロマスクールイシスの小野江里子です。

アロマスクールイシス新百合ヶ丘サロンの近くにある小野江里子が管理しているハーブ畑では、2019年は6月中旬ごろにコモンマロウのお花が満開となりました。

数年ぶりにコモンマロウのお花を摘みとり、ハーブティー用に乾燥させてみました。

コモンマロウの乾燥方法と楽しみ方をご紹介させていただきますね。

摘みとりのタイミング

気候により収穫時期はさまざまですが、神奈川県では2019年は6月中旬ごろからコモンマロウのお花がどんどん咲き始めました。

今回は、咲いているお花の部分だけをつみとり、つぼみは残しておくというスタイルをとることにしました。

コモンマロウは、香りはほとんどなく、ハーブティーに入れたときの色やハーブとしての作用を楽しむことがメインになります。

ハーブにいい香りがあるものは、蕾のうちに収穫することで、ハーブティーにしたときに香り立ちがよくなりますが、今回は、咲いたお花のみを収穫することにしました。

*収穫の様子はコチラのブログでもご覧いただくことができます。
⇒　【アロマスクールイシス・ハーブ畑】ハーブティーで人気・コモンマロウを摘みとりました！

乾燥方法

1．摘みとったハーブは、3度ほど丁寧に水洗いをしてホコリや虫をとりのぞく。
＊1回目：　大きなザルにハーブをならべて流水で洗い流す。
＊2・3回目：　大きなボウルに水をためて、ハーブを入れて優しく水の中でかき混ぜるようにする。
＊お花はデリケートなので丁寧に(^^)

2．ザルにハーブをならべて、ペーパータオルで軽く押さえながら水分をとる。

3．ザルの上で風通しのいい日陰で乾燥する。
＊天気が良ければ3日ほど。梅雨の場合は時間がかかるので、毎日様子をみながら乾燥させること。

今回は、コモンマロウを乾燥中に5日間ほど留守にしたため、7日間乾燥させました。

（空気にふれ、直射日光にあたらないよう新聞紙でザルを覆っておきます。）

しっかり乾燥できました！

収穫時はマゼンダ色のお花でしたが、乾燥させると美しい青色になります。

いい感じ(^^)♪

お花だけなので、けっこう量が少なく感じます。

保存は密閉できるガラス瓶へ。

乾燥剤も一緒に入れておきます。

コモンマロウティーの楽しみ方

ハーブティーの入れ方
1．ティ―スプーン山盛り1～2杯をティーポットにいれる。

2．１にお湯をそそぎ3～5分待つ。
3．カップにそそぐ。

楽しみ方
1、マロウは、レモンを絞ることでキレイなピンク色に変化するのが特徴です。
　カップにいれてレモンを絞る前と後の味や色の変化を楽しみましょう。
2．ポットで蒸らしているときの色の変化がとても美しいので、楽しみましょう。

今回は2人用ということで、ティ―スプーン山盛り4杯をポットに入れました。

ポットにお湯を注きま～す。

うふっ♪あまりにもキレイでこの時点でテンション上がっちゃいます(^^)

フタをして蒸らしている時のマロウのお花の色がステキでしょ？

お花もゆっくりとお湯の中でひらいてきました。

少しずつお花からの色がでてきました♪

蒸らすこと5分。
いい感じ♪(^^)

カップに注いだら、今回はこんな感じの色になりました♪

マロウにより濃い紫色になるものもあれば、薄い紫色のものもあります。

今回は、紫というよりはピンク色っぽい感じ。

この状態で、一口いただいて味と香りを確認したところで、レモンを絞ります。

すると

キレイな濃いめのピンク色に変身♡

2杯目も同じようにレモンを絞り、氷をつくることにしました♪

ピンクの氷が出来上がったら、またアップさせていただきますね(^^)

マロウ　Mallow　

学名：　Malva sylvestris
科名：　アオイ科
和名：　ウスベニアオイ
香り：　特になし

効能：　リラックス、気管支炎、胃炎など
開花時期：　5～7月
育て方：　土が乾いたらたっぷりの水やりをする。地植え、プランターで育てられる。
＊多年草

小野江里子からひと言

マロウの楽しみ方は、なんといっても美しく青いお花が空気中の酸素に反応して、薄い紫色に変化していくところ。

ゆっくりとした時間を持ち、ポットの中でお花の色が変化していく様子は、癒しのひと時となります。

レモンを絞ることで、色の変化だけではなく味も爽やかになります。

育てるのも簡単なので、ぜひハーブティーを収穫するところからはじめると、より親しみがわき楽しくなりますよ(^^)

アロマとハーブであなたの人生に潤いと豊かさがプラスされますよう応援します(^^)