代償として奪われる”人権” | 石元太一のブログ

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最近読んだマンガは

 

「Dr.Eggs」(集英社)の2巻、

 

「東京リベンジャーズ」(講談社)の29巻、

 

「ONE PIECE」(集英社)の103巻の3冊。

 

 

Dr.Eggs ドクターエッグス 2 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

 

東京卍リベンジャーズ(29) (週刊少年マガジンコミックス)

 

ONE PIECE モノクロ版 103 (ジャンプコミックスDIGITAL)

 

 

「Dr.Eggs」は医大生というあまり馴染みない

 

世界のことが描かれているので、

 

1巻に続きまた勉強になったグッ

 

「東京リベンジャーズ」は

 

あの元十代目黒龍総長の柴大寿が登場。

 

まさか味方となって再登場とは…。

 

読んでいてテンションが上がったぜ(笑)。

 

あー”タケミチVSマイキー”の30巻が

 

待ち遠しいチュー

 

「ONE PIECE」は読者の誰もが

 

気になっていたゴムゴムの実の秘密が

 

ついに明らかに…。

 

この設定を最初から考えていたなんて、

 

やっぱり尾田栄一郎先生は天才だ…。

 

ところで「ONE PIECE」の1043話の中で、

 

「お前らは俺に歯向かい怒りを買った!!!

 

”敗戦”とはこういう事だ!!!

 

お前らが負けた代償に差し出すものは

 

『人権』と『希望』!!!」

 

というカイドウのセリフが出てくるのだが、

 

このセリフを読んだ時はいろいろ思うことが

 

あった。

 

”希望”までは取られなくても、”人権”は俺も

 

裁判で負けた瞬間に奪われた。

 

刑務所に入るということは、

 

様々な自由が制限され、人権がなくなることと

 

同義だからだ。

 

普段人権に関して声高に叫ぶ人達も、

 

俺みたいな人間や受刑者の人権が

 

蹂躙されることがあっても見て見ぬ振りを

 

することがある。

 

そこには「悪いことをしたのだから

 

当然の報いだ」「受刑者なんかとことん

 

苦しめてやれ」「受刑者の肩なんか持ったら、

 

世間から何を言われるか…」などといった

 

考えもきっとあることだろう。

 

今の俺にとっては悲しいことだが、

 

それが現実だ。それは仕方がないこと。

 

学校教育は”平等”なことばかり教えるけど、

 

実は社会は”不平等”なことばかり。

 

”ダブルスタンダード”なんかも

 

当たり前のようにある。

 

だから子供達には、夢ばかり、

 

綺麗事ばかりではなく、

 

そういった現実もあることを

 

教えるべきなのでは。

 

それによって社会に出た時の

 

耐性がつくられると思う。