「ある日の入管」3 | 石元太一のブログ

石元太一のブログ

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この箇所は文章を抜粋するだけでは

 

うまく伝わらないので、

 

そのまま使わせてもらう。

 

 

 

 

こういった意地の悪い人間というのは

 

どこにでもいるよね。本当に気持ちが悪い。

 

唾棄すべき人間だ。

 

でも、本書にも書かれてあったが、中には

 

心優しい職員、腰の低い職員もいるみたいだ。

 

確かに刑務所にも、また警察にも

 

そういった方達はいる。

 

とても有り難い存在が…。

 

だから何でも一括りには出来ないし、

 

してはいけないよね。

 

 

『高度成長期は、日本政府は外国人労働者に

 

ビザを発給せず、日本にいて働くことを

 

黙認していた。ビザがなくても警察に捕まる

 

ことはなかったのだ。外国人の存在は日本に

 

とって非常に必要だった。彼らがいなければ

 

日本の発展はなかったと言っても過言でも

 

ない。

 

 ところが不景気になってくると、ビザがない

 

ことを理由に犯罪者扱いされ、急に追い出され

 

るようになっていった。「ビザがない=犯罪

 

者」という言い分は後づけなのだ。しかし、

 

すでに日本に生活の基盤を置いている人は、

 

いまさら母国へ戻ることはできない。そんな人

 

たちは20年、30年たってもビザがないまま不安

 

定な生活を続けている。

 

 現在の日本は、技能実習生など外国人労働者

 

を期限付きで入れ、労働力だけを搾取していつ

 

でも追い出せるようにしている。人権を無視し

 

た「奴隷労働」と言わんばかりの扱いにも、

 

日本人は罪悪感を抱かない。彼らは都合の良い

 

ロボットではないのだ。』

 

 

『最近になって、やっと入管が注目を集め、

 

日本人の目にも止まるようになって、対応が少

 

しずつですが変わってきました。私も当初は

 

職員が大嫌いで、敵意をむき出しにすることも

 

しばしばありました。もちろん、迷いのような

 

ものも常にありました。しかし、だんだんと

 

職員と話をしていくようになっていきました。

 

彼らも、自分たちの話を聞いてもらいたいと

 

いう気持ちがあるのかもしれません。

 

 今でも意地悪な職員はいますが、被収容者と

 

仲が良く、感謝されている職員もいます。長い

 

つき合いの中でだいたいわかってきたのは、

 

ほとんどの職員は目の前の仕事をこなしている

 

だけで、入管制度についてはよくわかっていな

 

いということです。「仕事だから」と使命感を

 

もって働く人もいれば、「どこか間違っている

 

のではないか……?」と疑問を抱きながら日々

 

過ごしている人もいるようです。

 

 結局のところは、制度そのものを変えていか

 

ないとならないのです。私がこの問題にかか

 

わった2004年から、残念ながら制度上での改

 

善の様子は見られません。ただ、この問題を知

 

る人が増えてきて、抗議活動や面会活動をして

 

くれる人が増えてきたという点では大きく

 

変わってきました。最初は誰の目にも止まらな

 

かったけど、発信を続けていくことを諦めなく

 

て、本当に良かったと思っています。』

                 織田朝日

 

 

 

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