「ある日の入管」 | 石元太一のブログ

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同じ工場にいる外国人受刑者が、ここを出所後

 

入管に入らなければいけないということで、

 

入管がどういったところなのか

 

とても気にしていた。

 

なので何か具体的なアドバイスをその彼にして

 

あげられればと思い、

 

「ある日の入管」(扶桑社)

 

という本を読んでみた。

 

 

 

 

以前『有り難い存在』という記事で

 

東京入管で発生したクラスターや、

 

入管の職員による収容者に対する暴力について

 

少し触れたが、「ある日の入管」を読むと

 

その現状がよくわかる。

 

本書の12ページには職員らによる制圧時の

 

生々しい画像が掲載されており、

 

そこにはこの本の著者である織田朝日さんの

 

「病気をみてもらえず苦しみつづけた末

 

亡くなった人もいます あまりにも収容に

 

たえられなくて自殺する人もいます」

 

「信じられないことも多いかと思いますが、

 

すべて実話に基づいて書いています。

 

2004年頃から今に至るまでの話です」

 

といった言葉も…。

 

また、53ページには、長期収容されている

 

女性達が「説明できる職員と話がしたい」と

 

抗議の帰室拒否を行なった際に受けた暴力的な

 

制圧、弾圧について書かれてあった。

 

「女性たちの非暴力の抗議行動はあえなく

 

制圧される 多くの証言によると複数の男たちに

 

かべや床にたたきつけられ首やうでもひねられ

 

下着姿のまま懲罰房につれていかれた人もいる

 

排泄物のあるくさくて汚くてマドのない暗い

 

部屋に入れられ徹底した弾圧を受けた」

 

刑務所内でも似たようなことが起きるので、

 

そのシーンを容易に想像することが出来た。

 

 

                   続く

 

 

 

 

 

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