二転三転…
ころころと犯人が変わっていきます。
大どんでん返し有りのサスペンス映画です。
でもちょっとコロコロと展開しすぎかなぁ…
こういう映画は、そりゃ作ってる側はいくらでも観客を騙せるわけで、
後から後からネタを出していけばいくらでもどんでん返しが可能なわけです。
でもそれをやりすぎちゃうと、いまいちな結果になるような気がします。
取って付けたような伏線のようになってしまい、薄くなるような気がします。
この映画はそんなに悪くはないけど、ちょっと薄いかな。
とにかく、どんどん新しい共犯者が出てきます。
ああ、そうなんだ、やっぱそうか、といった感じで、そこまで驚きはしない、
それはきっと、二転三転しすぎてそれぞれの人物、話に深みがないから。
あまり「騙された!」というようなことも思わないし。
実際は確かに騙されてはいるんだけど…
でもまあ話としてすごいところは、
これだけの共犯者がそれぞれは共犯者と思ってないところ。
すべてを知っている、すべてを企てたのは一人で、
結局一人で全部やってしまっているところです。
その点では、痛快感のようなものも感じられます。
ちなみに、映画の最後の方で、犯人に関する話が出てきますが…
IQが200くらいあったということでした。
IQの平均値は100、上限は160くらいらしいので、ありえないです。
幼児期には、相対的に200とかっていう数値が出ることもあるらしいので
そういうことなんだと思います。
IQ高い人はなんでもできるんでしょうか…
以前テレビで見た、何度でも脱獄できてしまう人もそうとうIQ高そうです。
★★☆☆☆
エロティックサスペンスらしいです。










