大統領専用ジェット機、エアフォース・ワンがハイジャック。
で、大統領自らテロリストに孤軍奮闘。
この大統領、実践経験もあるという設定のようですがとても強い。
大統領というよりも、いつものハリソン・フォード。
あまり現実的とは思えないです。
実際このような状況が起こったら、一体どうなるんでしょうか。
大統領の行動はいかなるものなんでしょうか。
映画ではしなかったけど、そそくさと脱出するんでしょうか。
アメリカ大統領という地位を考えたら、脱出するべきなんじゃないでしょうか。
映画のなかで、ホワイトハウスの首脳陣がなんやかんや話し合いますが
「大統領は象徴だ」と言い、大統領を解任してしまうという作戦もありました。
なぜ大統領か…それはアメリカ最高責任者だからですか。
その大統領を解任してしまえば、
ハリソン・フォードには価値がなくなるわけです。
テロリストもハリソン・フォードを拘束する意味もなくなるし
アメリカも必死で守る必要もなくなるわけですね。
ってことは、アメリカは国策を優先し元大統領を見殺しにするってことですね。
国ことを考えたら、正しいのかもしれませんが、恐い話です…
「一度もテロリストに屈したことはない」という首脳陣。
この映画では実際にテロリストと戦っている大統領ですが
実際の大統領もイメージ的にはこんな感じで戦っているのかもしれません。
ハイジャックされたエアフォース・ワン、最初のほうで着陸を試みます。
確かに、着陸してしまえばテロリストに勝ち目はないでしょう。
着陸してしまえば、こんな大変なことにはならなかったですね。
あのコクピットのドアがもっと頑丈であればよかった…
何があっても壊れないくらいにしとくべきなんじゃないでしょうか。
実際どうなってるんでしょう。
しかし、いくら敵とはいえ、テロリストの親分が射殺されたことを聞いて
歓喜するような映画はあまり好きじゃないです。
地球を侵略しにきた宇宙人ならまだしも、人間ですから…
こういう映画を見て育つと、アメリカ人みたいになるんだなぁと思いました。
★☆☆☆☆
日本人は銃さえ撃てません。










