「誰でも15分間だけ有名人でいられる時代がくる」

とアンディ・ウォーホールは言ったらしいです。

テレビのニュースなどでは15分間は有名人になれる可能性があるということ。

それほどメディアの力はすごい。

メディアは視聴率のためにより刺激的な話題を求めるわけです。

そしてそんなメディアを利用する人もいるわけです。

そんな人たちの話。


メディアと手を組み捜査を行う人気者の刑事。

メディアを利用し一攫千金を狙う犯罪者。

そのどちらをも利用してお金を稼ごうとするテレビ局。

実際にもたまに目にするのですが(しない?)

テレビ局が犯罪者などと接触してインタビューをしたりするもの、

あれって法律的には警察に通報する義務はないでしょうかね。

多分警察には通報しないこととお金という交換条件があると思うんですが…


このメディアを中心としたストーリーと、

そして精神異常者を装えば無罪放免で自由のみになれるというこで、

犯人は「犯罪者が大金持ちになれる国アメリカ」と叫んでます、

弁護士も「これがアメリカの法律だ」と叫んでます。

アメリカの制度への批判を主としたかったんでしょうか。

ストーリーがなんだか中途半端というか、リアリティがあるようで無いような…

人気刑事のロバート・デニーロと、主人公の放火調査官が

いつ心を通じ合わせていったのかいまいちわからない。

それはまあいいとして、犯人達の行動もあまりにも稚拙すぎていまいち…

半ば言わばサプライズな展開もありますが、どうなんでしょう…うーん。


しかしラストの主人公、撃ちすぎです…

14発打ちました。撃ちすぎです。

明らかに感情が入ってるわけですが、その前に犯人を殺そうとしたシーンとか

やはりそこまでロバート・デニーロを思う感情が伝わってこなくていまいち。


★☆☆☆☆


ラストの古典的な死に方はなんなんだ…

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