青森建築美探訪③旧弘前偕行社/カトリック弘前教会 | ボヘミアン・ラプソディ

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━英語通訳者の備忘録━

ツアー2日目。


弘前パ―クホテルの最上階でビュッフェの朝食。





ダイニングで調理する焼き鮭と卵焼きがここの名物。


林檎バターもユニーク。


全て美味しく頂いた。





バスで旧弘前偕行社へ。


偕行社は弘前に創設された旧陸軍第8師団の集会所。


明治40年 弘前藩9代藩主の別邸跡に建てられた。


八甲田山雪中行軍遭難事件の5年後である。


設計は斜陽館と同じく名棟梁の堀江佐吉。


将校の親睦と社交と学術研究の場所だった。     






ルネサンス風の木造平屋建。


軍隊のイメージとかけ離れた

華やかな細部意匠に驚く。















若い男性ガイドさんの津軽弁が新鮮で楽しかった。


「偕行社は淡谷のり子さんと同級生で117歳なんです」


昭和世代は爆笑。


「私の言葉が分かりにくければ仰って下さい」


「標準語に同時通訳しますから 自分で」


これにも大爆笑。


現在は学舎や保育園として活用し大切に保存されている。

こんな学舎で学べたら幸せ。






次はカトリック弘前教会へ。

明治43年にオ―ジェ師の設計で建設された。

尖塔のあるロマネスク様式でステンドグラスも美しい。











しばし静謐な気持ちに。

最後に青空を背景に記念写真が取れてラッキーだった。



(続く)

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