宮越家を後に五所川原市金木町の太宰治の生家 斜陽館へ。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240618/08/ishikia/2b/e0/j/o1080060715452912935.jpg?caw=800)
明治40年 太宰の父で津島家六代の源右衛門が竣工。
設計は堀江佐吉。
金融業務店舗と住宅を兼ねた延床面積1300平米の豪邸だ。
昭和23年以降は角田家住宅/旅館を経て金木町が買取り。
太宰治記念館となり国の重要文化財に指定されている。
昭和50年5月に吉幾三さんが斜陽館で挙式したことも。
13歳までここで育った太宰。
「風情も何も無い ただ大きいのである」と書いている。
だが太宰ファンには聖地。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240618/07/ishikia/3d/3a/j/o0607108015452910118.jpg?caw=800)
太宰は弟と米蔵で遊んで厳格な父親に叱られたという。
長兄と六男とでは扱いに天と地の差があったらしい。
洗練された瀟洒な洋間。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240618/07/ishikia/63/fe/j/o0607108015452910138.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240618/07/ishikia/75/45/j/o0607108015452910140.jpg?caw=800)
頬杖を付いた有名なポ―トレ―トが郷愁を誘う。
太宰治/三島由紀夫/松本清張に夢中だった十代。
奇しくもこの日6月13日は太宰治の命日だった。
それを忘れて複数の設定日から無意識に選んでいた。
半世紀も経って遅ればせながら引き寄せられたのか。
豪邸が育んだ太宰の人間性の一端が見えた気がした。
玄関先で記念撮影。
15x20cmのビッグサイズで180円って良心的過ぎる。
ギャグで買ってみた。
運動不足で人間失格になりそうな自分への戒めである。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240618/07/ishikia/a1/5e/j/o0607108015452910146.jpg?caw=800)
JRバスで弘前へ。
夕食は「さわや」さん。
津軽の郷土料理の数々。
お品書きが無くて残念。
林檎のグラタンは秀逸。
ボタンエビはプリプリで濃厚な味噌が超美味。
ロ―ストビ―フもトマトお浸しも全て美味しかった。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240618/07/ishikia/f3/a6/j/o0698108015452910148.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240618/07/ishikia/8a/60/j/o0607108015452910151.jpg?caw=800)
大満足で今夜のお宿の弘前パ―クホテルに。
お部屋はレトロで落ち着いた雰囲気だった。