ギターを弾くために、まず覚えること。

 

それは「ドレミ」の場所です。

 

ドレミがわかれば、メロディーが弾けますしコードも押さえられます。簡単な曲も弾けますよ!

 

まずは最も基本的なローポジション(1~3フレット)で覚えてみましょう。

 

ギターのローポジション

 

はじめに次のことを確認してください。

 

1.ギターのチューニングは、6弦からミラレソシミ

 

2.「ドレミ」のなかでミ・ファシ・ド半音。それ以外は全音

 

半音と全音がわからない方は、以下の記事も参考になさってください。

 

 

1弦の場合

 

1弦を左手で押さえずにそのまま弾くとミの音がでます。これを開放弦といいますので覚えておきましょう。ギターの楽譜ではになっています。

 

ギターの1フレットのファ

 

ミの次の音はファですね。ミとファは半音でしたので、ファはとなりのフレット。つまり1フレットになります。

 

ギターの1フレットのファ

 

では次の音ソはどうでしょう。ファとソは全音ですので、ひとつフレットを空けます。ソは3フレットになりますね。

 

ギターの3フレットのソ

 

まとめますと1弦のミファソは、順に0(開放弦)・1フレット・3フレットです。

 

これで音を3つ覚えられましたね。

 

2弦の場合

 

2弦の開放弦はシです。次の音ドは半音なので、1フレット。その次のレは全音なので3フレットになります。

 

なんと1弦と同じですね!

 

1弦で覚えた場所を、そのままコピペすれば2弦も弾けてしまいます。

 

 

6弦

 

6弦の開放弦は音は低くなりますが、1弦と同じミです。

 

ということは1弦と音の位置は全く同じです。

 

 

これでローポジションの音の場所を、半分覚えることができましたね。

 

開放弦の音と半音・全音の知識があれば、残りの弦も自分で音を探せるはずです。是非トライしてみてください♪

ギターを弾くというと指の動きに気をとられがちです。

 

ですが音を出す前のフォームがとても大切です。

 

今回は右手の大事なポイントをご紹介します。右手の形が整うとクラシックギターが弾きやすくなりますよ!

 

クラシックギターを弾く右手の形

 

クラシックギターを弾くときに、目はどこを見ているでしょうか?

 

おそらく左手の押さえる場所か楽譜のどちらかのはずです。そうすると右手は見ることはできませんね。

 

意識しないと右手のフォームが崩れがちになります。

 

指を伸ばした形

 

手は指の長さがそれぞれ違います。

 

もし指を伸ばした状態でギターを弾いてしまうと、指先がバラバラのため上手く弾くことは難しいでしょう。

 

手の甲も緊張しますので、指も動かしにくいですね。

 

指を軽く握ったフォーム

 

手のひらにボールがのっていると思って、軽くふわっと握ってみてください。

 

指はアーチ状になり、指先も揃いますね。この形が一番動作に移りやすく、指も動かしやすいです。ギターを弾くには、ちょうど良いですね♪

 

 

コチラ↓の記事もおすすめです!

 

 

ギターの初心者が、まず困ること。

 

それは「ドレミの場所がわからない!」ということではないでしょうか。

 

ピアノだと音の位置がパッと一目でわかります。

 

ピアノの鍵盤

 

ギターはどうでしょうか?

 

クラシックギターの指板

 

フレットがただ並んでいるだけで、どこに何の音があるかわからないですよね。

 

ですが、次のことを知っておくだけで、音を見つけるのが格段に楽になります。

 

それは、「ミとファ」「シとド」半音ということです。

 

半音とは、となりの音のことをいいます。半音二つだと全音です。

 

ピアノの鍵盤を見てもらうとわかりやすいです。「ミ・ファ」と「シ・ド」の間だけ黒鍵がなく、音が隣り合っていますね。

 

ギターはフレットがすべて半音きざみです。

 

ですから「ミ・ファ」「シ・ド」の半音のときは、となりのフレット。それ以外は全音ですので、フレットを一つ空けて弾けばよいということになります。

 

半音の位置を意識するとギターが弾きやすくなりますよ!

クラシックギターを弾くのに、何から始めたらよいか迷いませんか?

 

ギターにはホームグラウンドのような場所があります。

 

それはローポジションです。

 

メロディーや和音、ちょっとした曲もここだけで弾けます。まずはローポジションを極めることから始めてみるといいですね!

 

ギターのローポジション

 

ギターの1~3フレットあたりをローポジションといいます。

 

押さえなくても音が出る開放弦

 

ローポジションだと押さえなくても音が出る開放弦を使えるため、左手の負担が減ります。

 

たとえば初心者だと小指は動かしにくいものですが、あまり使わなくてすむので弾きやすいです。

 

ローポジションでクラシックギターを弾く

 

ポジションを限定してしまうと、楽譜を読むのが楽になるのもいいですね。

 

ローポジションは、ギターを弾くための基本を学ぶのに最適ですよ♪

歌がヘタだから楽器を弾く才能もないかも。

 

そう思っている方は、意外と多いのでは。

 

かくいう私も、正直うたは苦手です。

 

「歌がヘタだと楽器も上手く弾けないのでは」と悩んだ時期もありました。

 

そんなときに出会い勇気づけられたのが、この本です。

 

 

日本を代表するフュージョンバンド「カシオペア」のキーボーディストの方が書いた本で、中を見るとメンバー全員が歌がヘタとあります。

 

オンチこそが名プレイヤーになれるという言葉にも説得力がありますね。

 

他にも

 

「人に聴いてもらえば練習がおもしろくなる」とか「音量・音色を意識すると演奏の質が上がる」

 

など実践的なアドバイスが満載です。

 

クラシックギターに役立ったのは「小さな音は小石を拾うように」というヒントです。

 

ピアニッシモの表現をしたくても、意図せず大きな音が出てしまうことがあります。そんなとき、そっと小石を拾うように弾けば、たしかに小さな音になりますね。

 

読み返すたびに新たな発見がある。そんな素敵な本です。