公開前、あれだけ大々的にプロモーションしていたことになんだか逆に気が削がれてしまって、今に至るまで見ずにいたのだけれど、サイバーマンデーで11日まで100円のレンタルということだったので、とうとうようやく見ることができた。
ハリソン・フォードやキャリー・フィッシャーやマーク・ハミルといった往年のスター・ウォーズファンにとってのシンボルでありスターであるキャストを配し、唐突にミレニアム・ファルコン号を意味ありげに登場させるあざとさは流石にどうかとは思うが、やはり自分とてエピソード3から全ての作品を繰り返し繰り返し見てきた信者とまではいかないものの熱心なファンの一人である。血が熱くたぎりだすのは否定できない。
まあ、それはそれとして、次回作への思わせぶりなラストシーンも含め、いい出来の作品であることは間違いない。デス・スターもどきへの突入に関しては、オリジナルのシークエンスのスリルとアクションを越えられてはいないと思うし、なんだか情けないだけのハンソロの息子の悪役としての存在感は残念の一言だったが。
2017年12月