Manhattan Beach Video Archives

Manhattan Beach Video Archives

いしいるかの観た映画

オリジナルタイトルは
Some kind of Wonderful

ジョン・ヒューズ制作、ハワード・ドゥイッチ監督の作品。
全編を通して、ちょっとむず痒くなるような、切なくて気恥ずかしくてちょっと直視できないくらいの王道の青春映画。

ワッツ役のメアリー・スチュアート・マスターソンが良いですね。
主人公のエリック・ストルツは「ザ・フライ2」の人だ。最近だと「パルプ・フィクション」でヘロインの売人やってたなぁ(笑)
BTFシリーズで母親役をやってたリー・トンプソンがアメリカンハイスクールカーストのヒエラルキーの頂上に君臨する美人でスタイルの良いヒロインを好演。
そしてジョン・アシュトンが渋い演技で父親役を。いい俳優だなぁ。

ちなみにヒロインの友人が乗ってたのはアメリカ版ジムニーシエラであるSAMURAIでしたね。

ハッピーエンドの映画はやはり心が優しくなれる。

2021年6月



エドワード・ノートンとエドワード・ファーロング。名優二人のエドワードの見事な演技。

アメリカの持つ深い闇と断絶。
憎しみの連鎖。


憎しみとは
耐えがたいほど重い荷物
怒りにまかせるには
人生は短すぎる

我々は敵ではなく
友人である
敵になるな
激情におぼれて
愛情の絆を断ち切るな
仲良き時代の記憶を
たぐりよせれば
良き友になれる日は
再び巡ってくる


2026年5月



99年の公開時に劇場で、(札幌にまだかろうじて残っていた単館映画館だった記憶が)観て以来。
ほぼ四半世紀か。
圧倒されて呆然とスクリーンを出る際、次の上映回を待つ外に並んだ客の列を眺めながら、劇場の扉にあったネタバレ厳禁の張り紙はつまりこういうことだったのかと、強烈に打ちのめされて外に出た記憶が今でも残っている。

肌がツヤツヤした若いブルース・ウィルスと、鬼才、決して長くなかったキャリアの絶頂をこの時期に迎えていたハーレイ・ジョエル・オスメントのとてつもない迫真の演技が全てと言ってもいい。

シャマラン監督の作品は、この映画の出来に衝撃を受けて、公開されるたびに次々と観てきたが、結局これを超える作品はついに出なかった気がする。もちろん感想は人それぞれだが。


2023年10月