【自律神経と美容には大きな関係がある】
◆寝不足による肌トラブル
自律神経がなんらかの原因で乱れてしまった場合、寝付きが悪かったり、眠りが浅い、朝起きれない、日中に眠くなるなど睡眠についてのトラブルが
発生することがあります。
眠りが浅くなると健康面のトラブルや
肌荒れを起こしたり、むくみ、代謝の低下
により太りやすくなる人もいます。
いくら肌のケアをしていても、自律神経が、
乱れていては根本的な解決にはなりません。
◆肌が生まれ変わるのは睡眠中
肌をきれいに保つターンオーバーは、
睡眠中に活発化します。
正常なターンオーバー周期は、約6週間と
言われていますが、寝不足が続くと
そのサイクルは遅くなります。
そうなると古い角質はなくならず、
新しい肌の再生も遅れるため、
肌荒れにつながるのです。
また、ターンオーバーを促しているのは
成長ホルモンで、これも睡眠中に多く分泌され、
寝不足が続くと成長ホルモンの分泌が低下し、
ターンオーバーサイクルを乱れさせるのです。
大事なのは、入眠してからの90分です。
入眠後、寝入りばなのノンレム睡眠時に
成長ホルモンが分泌されるので、
寝入りばなの90分をいかに深く眠ることが
できるかがカギになってきます。
◆どうすれば寝入りばな90分に
深いノンレム睡眠にはいれるか?
1.朝食はしっかり噛んで食べる
2.日中はしっかり体を動かす
3.夕食、お風呂を済ませたあとは
できるだけなにもしない
4.眠気のピークを逃さず、寝床につく
5.寝る1時間半前にお風呂に入る
◆イギリスで行われた実験
睡眠と美容の関係について、イギリスの
寝具メーカーが実験を行いました。
同じ人に毎日8時間の睡眠と、6時間の睡眠
を同じ日数とってもらい、肌の状態を見る
というものでした。
その結果、8時間睡眠を数年続けた後、
6時間睡眠の日を続けると、シワが45%、
シミが13%も増えていたそうです。
もちろん、個人差もありますし、日本人と
イギリス人という違いもあるので、一概
にはいえません。
◆まとめ
肌トラブル=寝不足=自律神経の乱れ
という図式です。
睡眠不足は肌が荒れるだけではなく、
大きなクマができたり、顔から生気が抜けて
不健康そうにみえることもあります。
美容を考える場合、肌のケアはもちろん
ですが、自律神経までまとめてケアをして
いくようにしましょう。
【石井整骨院のHP】