みなさま、あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
去年僕は年男で記念すべき還暦だったんですが、その滑り出しは散々なものでした。年明けから3回連続で”凶”のおみくじを引いてしまい(しかも違う神社で)、厄年でもあることだし大神神社で厄を払ってもらったものの、1月13日に釣りに向かう途中で自損事故を起こしてしまうという最悪の滑り出しになってしまいました。
Google AIに確認したところ、3回連続で凶を引く確率は「天文学的に低い」そうです。AIにこう言われてしまうと、オレってもしかするとスゲー星の元に生まれてきたんじゃネ?と逆に嬉しくなってしまうワタクシでした(^_^;)が。。ただ年初にこんな災難が起こった割には総じていい思い出がたくさん作れた一年でした。魚はそんなに釣れなかったけどそれは特段去年に限ったことではないのでともあれ健康で楽しく投げ釣りができたことに満足していますね。
さて去年の話しはこれくらいにして、お正月の我が家は桜井市にある、「日本最古」と云われる大神(おおみわ)神社へ詣でるのが恒例です。ただ今年は巳年。大物主神が白蛇の姿となって現れた伝承が建立のきっかけとなった神社ですから、とんでもない人出に恐怖しながら現地へ向かいました。もっとも幸いなことに時間の関係か我が家は滞りなく参拝を済ませることができたんですが、帰りに二の鳥居前を通りかかるとなんと参拝の行列ができていましたね。ここから拝殿までは200メートル以上あるんですよ
。。。どーすんのこれ
帰りに白玉屋榮壽で最中を買うまでがルーチンです。
ちなみに今年は末吉でした。少しマシになりましたよ「旅行(たびだち)」は早くに行くが吉で、「方角」はどちらも良しとありますね。
じゃあ初釣り行ってきます
てなわけで15時ごろに自宅を出て、Tポート貝塚でマムシ(本虫)を買いました。今回のこのマムシ、近年ではかなり質が高くて嬉しい驚きです(^-^)。前回南港店で買ったヤツはかなり悲惨でしたから心配してたんですよ。
最初の目的地はお久しぶり、このところニベが釣れる(こともある)という和歌山の川尻にやってきました。陽がある内に現地へ着きたかったんですが、到着時はすでに真っ暗な時間。久しぶりなのでどこから釣り場へ降りるのかよく覚えてないんですよ(;´・ω・)
-さあ釣りましょう-
暗い中、何とか釣り場に降りて竿を出したのは18時を少し回った頃でした。ポイントも何もまったく分からないので3本の竿をあちこちに投げ分けます。
投入してすぐに30センチを少し超えるくらいのキビレが釣れてきましたよ。2025年の初モノですね(^-^)v。。ただしこいつはリリースです。
方向と距離によってはエサが残ったりもしますが、概ね瞬殺ってやつです。仕掛けのやられ方をみるとフグが湧いてるようですね。去年は結局一度もニベ釣りに行かなかったので、何というか積み残しの課題をクリアするような気分でここへ来たんですが、そう現実は甘くなくて一投ごとにザラついたハリスの交換に追われる有様です。
一度だけスレ掛かりでフグが釣れてきましたが20センチを超えるなかなかの大物でしたよ
おまけに下げに入るとここは結構釣り難いので、次回は空山さんに教えを請うことにします。3時間ほど頑張りましたが釣果と呼べるのは最初のキビレのみでした。
新年のご挨拶とともに「撃沈でした」と空山さんにLINEを送ったところ、結構日ムラが激しいよ~ってことでした。こりゃ顔洗って出直しですなwww
お腹が空いたので和歌山ラーメンのお店に飛び込みます。「まるやま」さんというお店で、むろん事前知識はなかったんですが、これが大当たりの美味しい中華そばでした。おでんもそそられたものの、次の目的地まで今から三時間ほど運転しなきゃいけません。お腹をいっぱいにすると眠くなるのでここは我慢ガマン(-_-;)
こういうルートでお隣の三重県へ向かいます。紀伊田辺からの下道は年々目が悪くなってきている僕みたいな人間にとって非常にキビシイですね。もうこんな無茶はやめときましょう。反省します。
クルマを停めて少し眠った後、荷物を担いで浜に出ました。12月の納竿釣行は四国の浜で気が遠くなるほど寒かったので、今回もある程度は覚悟の釣りでした。が意外や今夜の寒さはそれ程でもありませんね。そもそも釣りへ行くのに「覚悟」がいるってのも一般の人には理解の範疇外だと思います。なんと因果なものを趣味に選んでしまったのでしょうか。ゴルフでもたしなんでおけばもう少しサラリーマンとして成功したのかもしれない。。。なんてのも今となっては後の祭りですが、いいじゃないの、人生は上々だ
さあ、東の空が少しずつ明るくなってきましたよ。
1月3日の日の出です。みなさま、本年も変わらぬお付き合いをよろしくお願いいたします。
投げ釣りが好きでよかったと思える時間。神々しいといっても過言ではございません。
などと遠い目をしている場合ではありませんでした。ハッキリしているのはせっかくの極上マムシはほぼそのまんまの姿で海から戻ってくるということです。まったくエサ取りにやられないマムシなんて。。。。ヤケクソで房掛けにもしてみましたが状況に変化はありません
潮が下げに入るともう期待はできないと踏んでいたので、そろそろ納竿の時間ですね。
丸ボーズなら熊野本宮に参拝してヤタガラスのお守りでも貰って帰ろうと決めていたので、Google mapでルートを確認してみました。ここから一時間、結構遠いなぁ。。。。。
ピヨピヨピヨピヨ
一瞬空耳かと思いましたが違います。今までろくすっぽ役に立ってなかったヒットセンサーが作動しているのであります
今まで微動だにしなかった竿先が海に向かってグーっと絞り込まれます。センサーのスイッチを切ってポケットに入れ、竿立てからウィンドサーフを引き抜いてバシッと合わせました。
乗っちゃった
このところ結構な頻度で魚をバラしているので色んなアドバイスを頭の中で反芻します。(リールの)ハンドルはゆっくり、しっかり竿でいなしてむやみにポンピングしない、向こうが走ったら無理せずドラグを少し緩める。。。などなど。若い頃は魚が掛かると頭の中が真っ白になってましたがさすがに今は落ち着いてますね。年取って良いこともあるんです(^_^;)
<イシダイ54センチ>
波に乗せて浜にズリ上げたのは、”銀ワサ”とまではいきませんでしたが結構な面構えのイシダイでした。釣り開始からまったく魚の気配がなかったところから、まさに一発が来てしまったわけで、、あぁ。。。また深みにはまってゆくやんか
この一匹で釣りは終了。これで十分なんです。熊野本宮はまたの機会にってことで、真っ直ぐ家へ帰ることにしました。こいつは春から縁起がいいね。今年も張り切って参りましょう。