たっくう投げ釣りと日々

たっくう投げ釣りと日々

大好きな投げ釣りと、日々の忘備録です。
最近物忘れが激しいのであります。

みなさま、あけましておめでとうございます。旧年中は大変お世話になりました。相変わらず釣りはヘタですが、いくつかの大物を釣ることができたのもひとえにみなさまのおかげと感謝しております。本年も旧年中と変わらぬお付き合いをよろしくお願いいたしますwww

 

私事ですが僕は1964年生まれ、今年はとうとう還暦を迎える事となりました。年齢はまーどちらかというと、どうでもいいんです。困るのは仕事ですね。僕の勤め先は未だ満60歳の定年制を採っているため、今年の誕生日月で退職しなくてはなりません。

 

むろん法令に基づいた再雇用制度があって、希望すれば会社に残ることも可能なんですが収入減は避けられないところですね。それにしても痛感するのは僕みたいに手に職のないフツーのサラリーマンって本当につぶしが利かないってことです。定年後の生き方に向けて準備をするほど計画的な人間ではないので、そもそもそこが問題なんですけどねあせる

 

お金がなくなってしまえば釣りもおのずと近場中心になってしまうのは避けられません。使えるお金があるうちに好きなだけ遠征へ赴くのがハッピーライフというもんでしょう。あとの事は知りません。

 

てなわけで令和6年の初釣りは久々の投げ釣りパラダイス、宇和海への単独釣行となりました。こんなことやってるからお金がなくなっちゃうんだよ。

 

南港のTポートまで約1時間。そこから6時間半掛かって目的地に到着しました。めぼしを付けていたポイントにはルアーマンが入っていたので彼に挨拶してからその右側へ三脚をセット。新しい年の投げ釣りが始まりましたね。

 

さぁ釣りましょう

音符まだ何も釣ってないのにもう楽しい音符

 

宇和島といえばこのところホシフグに仕掛けをやられてしまうトラブルが多くコメントされています。釣ってるところに群れでやってきて、なんと道糸をガジガジ噛み切ってしまうんだそうです。エサに食いついたあげくハリスを噛み切ってしまうフグはお馴染みですが、なんで自分の食事とは関係のない道糸に食いつくのか。。。ちょっとホラーっぽい薄気味悪さを感じますよねガーン

今回はホシフグ被害が伝えられた場所とは少し離れていたため、さほど心配はしていませんでした。ところが海を覗き込むと。。。

 

 

ナニコレすごい(;・∀・)www

 

幸いにも僕自身は被害に遭いませんでしたが隣のルアーマンは悲惨なことになっておりまして、一投ごとに30センチくらいのヤツを掛けてましたね。

 

さて肝心の釣りですが、始めて間もなく釣れてきたのは20センチほどのガシラ。今年もよろしくね。

 

仕掛けの回収時にアタックしてくるエソ。針を呑んでしまうと僕の仕掛けではほぼ100%チモトを切られます。考えようによっちゃ手間が掛からない分かえって効率的かも(^_^;)

40センチくらいのサイズが多く、以前に比べると数は増えましたが型が小さくなっている印象がありますね。

今回二日間で20組ほど仕掛けを切られました。ケプラートを使っても何ら効果がありません。たくましいねキラキラ

 

ガシラやエソと遊んでいると、ジ~ジ~とドラグを鳴らすアタリが出ました。竿を立てるとズンと重みが乗ります。最初は重いだけ。。。ですが近くまで寄せると下へ下へと締め込むこの感覚が楽しいです。釣れてきたのは40センチを少し超えるイトヨリでした。美味しそう~

 

朝家を出て、釣り始めたのが15時頃です。日没は17時過ぎなのであっという間に暗くなっちゃいましたね。オリオン座が綺麗です。

 

まもなく二匹目のイトヨリが釣れました。さっきのよりは少し小さいものの、ほぼ同サイズです。家族で食べる分はもうこれで十分ですね。

 

*****

 

今回の釣り、ざっくりした目論見は初日の夕方までにイトヨリを釣り、夜はマダイ狙い、翌午前中にアマダイ、というものでした。もちろんそんな甘い話はなかったわけですが、早いうちにイトヨリを釣ってしまったことで「このままマダイもイケる」と思い込んでしまったのがマズかったのですね。

 

夜釣りは2~3時間に留めて翌朝に備えるべきでした。結局エサ取りも殆ど居ない状況で深追いしてしまい、日付が替わったころに納竿。深夜一人寂しく漁港で食べるチキンラーメンぶっこみ飯は涙を誘います。

 

若い頃と何が違うってやっぱり7時間近くクルマを運転した後にそのまま33号の錘を8時間も投げていると、さすがに疲れてしまって翌日に向けての移動も面倒になります。近くにある別の釣り場を2~3カ所見て回ったあとはシートを倒してグースカ眠ってしまいましたぐぅぐぅ

 

***翌朝晴れ***

 

まだ暗い内に起きだし、予定していたポイントに行ってみるとやっぱりルアーマンが陣取っていました。ここでやってみたかったんですが仕方ないですね(^_^;)。。今日は降水確率も高いのでクルマから近い釣り場を選んで四本の竿を扇状に投げ分けます。

 

<相変わらずエソが多いですね>

 

水面を覗き込むと小アジの群れが見えます。地元のアジンガ―がやってきたのでしばらくおしゃべりしてたんですが、この周辺も釣り人の出すゴミやイカスミで漁港が汚れて地元の方が困っているという話でした。波止で焚火をして放置する馬鹿までいるそうです。投げ釣りの人はそこまで無茶苦茶なのは居ないという話に少し救われた気がしましたが、そもそも投げ釣りのひと少ないしね~(^-^)だそうです。まー人は少ないけど場所はとるしね汗

 

陽が高くなってくるとカワハギのアタリが増えてきました。20センチに満たないようなサイズばかりなので最初はリリースしてましたが、食卓を賑わすのには丁度イイやってことでマシなサイズはキープすることにします。

 

昼過ぎまでやって結局アマダイの姿を見る事なく納竿しました。さすがにもう少し釣り人の入らない場所を探さないことにはなかなか難しそうな感じですね。今後ポイント探しの時間はたっぷり取れそうですが、いかんせん懐具合がねもやもや

 

新年一発目の動画は1975年、英BBCで放送されたRatland Weekend Televisionという、いわゆるコント番組の映像です。モンティパイソンのエリック・アイドルが脚本を書き出演もしていますが、”天気予報より低予算(笑)”と言われるほどお金がなかったこの番組の”クリスマススペシャル”になんとジョージ・ハリスンが出演しています。

 

エリック・アイドル扮する司会者が自信満々にスペシャルゲストを紹介、大ヒット曲“マイ・スイート・ロード”のイントロとともにご本人が登場するも予告ナシにでたらめな歌を。。。。というベタな内容ですが、やってるのがMr.Harrison本人だというのがミソ。このひと、こういうコントやコメディが大好きで、この数年後にはモンティパイソンを支援するため”だけ”の映画製作・配給会社を作ったりしています。スーパースターはスケールがデカいわ。