2024年12月13日:耐寒訓練は浜の夜釣りで | たっくう投げ釣りと日々

たっくう投げ釣りと日々

大好きな投げ釣りと、日々の忘備録です。
最近物忘れが激しいのであります。

奄美で買った「私本 奄美の釣魚」は本当に楽しい本で、読んでいると時間を忘れてしまいます。紹介されている写真は全て筆者の藤山さんがご自身で釣り上げられたもので、全体の9割方は初めて見る魚ですが、いくつかは我々キャスターにもお馴染みのもの。自分が知っている魚をみつけると嬉しくなってくるんですよね(^-^)

 

上矢印この「こで」と紹介されているコロダイもそのひとつで、その上のアジアコショウダイも「こで」。どうやら奄美ではコロダイもコショウダイも区別せずに「こで」と呼ぶようです。高知でも以前同じような話しを聞いたことがあって、年配の方は両方まとめて「コタイ」と呼んでましたね。

 

そういえば今年の夏場は僕が大好きな「浜の磯魚狙い」に一度も行けずじまいでした。瀬戸内の海にも後ろ髪を引かれる思いがあったのですが、行きたいwと思ったら行ってみるのが健康的な投げ釣りライフってもんです(適当すぎあせる)。

 

てなわけで今回は休みのスケジュールが合ったクサガッチョ師匠とふたりで四国の海岸へやってきました。最近の師匠(大阪府在住)はこの周辺へ「ちょっと泉南でも行ってくる」的な感覚でしょっちゅう来てるそうです。やっぱりアンタすごいわ、まぢでにっこり

 

-さぁ釣りましょう-

 

 

第一投はちょうど17時頃でした。狙いはコショウダイです。いや、レアなコショウダイを釣るために仕掛けとかエサとか何か具体的な方策があるわけではなくて、”釣れたらいいなぁ~釣れたらめっちゃ嬉しいだろうなぁ~”と、ただ漠然と考えているだけです。ほとんど木村多江さんとしがらみのない大人の関係になれたらいいのになぁ~と妄想するのと同じレベルですガーン。。。。

 

 

などということを考えつつも約15分おきに仕掛けを回収します。だいたい8割方エサ取りにやられてるイメージでしょうか。

 

 

たま~に微妙なアタリで釣れてくるのはこれ。和歌山ではムギメシと呼ばれるクロサギです。昔は南部あたりでよく釣れたので持ち帰って煮付にしていましたが、久しぶりに顔をみました。

 

 

クサガッチョ師匠の釣り座は根掛かりが酷く、オモリや仕掛けの消耗が激しいそうです。一方の僕はフツーにL 型の全遊動でやれていて、むしろ底に変化がなさ過ぎていささか頼んない感じ。なのでこっそり三脚を師匠側に数メートル移動させて様子見の構えであります(´_ゝ`)

 

しばらくすると、”もう止めます”びっくりと道具を片付けて師匠がやってきました。

いくらなんでも諦めるのは早すぎだろーと僕の左側に入るよう説得しましたよ(*_*;

 

さて、高めにセットしていたウインドサーフがすっ飛んだのは丁度その頃でした。尻手ロープを外してやり取りを始めますがあんまり大物感はありませんねあせる

波打ち際に現れたのは50センチをやや下回るサイズのコロダイでした。

針を外して投げ返し、魚を締めようとしたあたりで今度は別の竿にアタリ!!魚が廻ってきたようです。

今度もまるでさっきのコピーのようなやり取りで同型のコロダイが釣れてきました。

 

<コロダイ45センチと48センチ>

 

ホラ地合いだよーと師匠をせっつきながら打ち返していると、更に竿を飛ばすアタリ。

今度はいい手ごたえを感じたので結構な大物か?と勘違いするほどデブの51センチでした。

<コロダイ51センチ>

 

ほんの30分ほどの間にコロダイが3匹も釣れてしまいました。”次はコショウダイかな音譜”と楽しみながらのやり取りだったので、贅沢だとは思うけどコロダイと判ってガッカリ感も正直あります。それにこれ以上コロダイを持って帰ると家の人に叱られるので(オレンジ色の模様が気持ち悪いらしい)次釣れたらリリースすることにしましょう。

 

話しはズレますがウチの近所ではコンポストという生ゴミを堆肥化する活動をやってまして、ウチも決まった日に所定の場所へ生ゴミを出すんですが、ある日ウチが捨てた生ゴミから60センチオーバーのコロダイの頭部がゴロっと出てきてご近所の奥さんが悲鳴を上げるという事件がありました。そんなこんなで何かと評判が悪いんですよね。

 

次にきたアタリは針に乗らず、その後はまた静かな時間がやってきました。師匠も朝まで頑張る腹をくくったようです。

 

それにしても寒いです雪の結晶。この浜の寒さは特に堪えますね。ひろひろさんは椅子に座ってるとそのままの格好で凍ってしまいそうだと言ってましたがめっちゃ分かります。

 

。。。深夜、今度は師匠の竿がぶっ飛びました。師匠は竿のセッティングが独特で、磯モノのアタリがあると三脚ごとコケるケースが多いんですがこの時もそうで、姿を現したのは大型のヘダイでした。

この辺りで釣れる大型のヘダイは美味しいんです。紀伊半島よりも一回り大きくて、脂も乗ってます。冬場に専門に狙ってもいいかもしれません。

 

大きなヘダイに感心してると、次は僕にきました。次こそビックリマークwww

 

<コロダイ65センチ>

 

またコロダイでした(´_ゝ`)。。。ただ大型なのでやり取りは楽しめましたよ!

この魚はクサガッチョ師匠に貰ってもらうことにグッ

間髪入れずまた同様のアタリが出ましたが、こいつはやり取りの途中でハリス切れでバラしてしました。もしこれが狙いのコショウダイだったら。。。と思うとやっぱり掛けた魚はキッチリ捕らないとイケませんねもやもや

<師匠が撮ってくれた投げフォーム写真>

 

さて、そろそろ空も白み始めて凍えながらの夜釣りも終わりの時間です。どんだけ物好きやねんとは思うけど、また来ると思います(^_^;)。

 

師匠はさっそく小針に替えてカワハギを釣ってます。僕もカワハギを二枚釣って本日の釣りは納竿としました。

 

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年末には納竿釣行を計画していた僕ですが、なんと生まれて初めてインフルエンザにかかってしまいました。

 

今年は年明けから3回連続で凶を引いてしまった上にクルマはぶつけるはと散々な滑り出しでしたが、年の瀬も締まりのないことになっちゃいましたね。体調はかなり回復したものの、咳が残って結構辛いです。

みなさんもどうぞお身体ご自愛ください。それではよいお年を(^-^)