2023年10月28日:投げ釣りと冒険の週末_その② | たっくう投げ釣りと日々

たっくう投げ釣りと日々

大好きな投げ釣りと、日々の忘備録です。
最近物忘れが激しいのであります。

-前回からの続き-

 

さて、勝手にイトヨリやアマダイが釣れると思い込んで遠投一本やりの仕掛けを用意してきた僕は、釣り開始わずか15分でitoさんから”そんなもんおらん”とほぼ死刑宣告に近い言葉を言い放たれたのでございました。

 

しかしなぜか僕の投げている、ある一方向だけは根掛かりフリーでありまして、上矢印カワハギや小型のイラなんかが釣れてくるわけです。これならイトヨリだって釣れてもおかしくないんですがさっぱりダメですね。とんでもないエサ取りで、これじゃ竿を三本も四本も出してられません(-_-;)。

 

それと気になることがもう一つ。。。方向を変えて投げ込んだ道糸PE1.2号のスピンが微動だにしません。itoさんが”どこまで投げてもガッチガチ”という、まさにその辺りに仕掛けが入っているはずなんですよ。仕掛けを回収しよう⇒根掛かり⇒高切れもやもやという構図がアタマをよぎり、面倒なあまり竿をしばらく放ったらかしにしているのです。

 

はるばる隠岐までやってきたというのに仕掛けを放置なんていくら何でもあんまりですよね。

 

<わかりました>

 

イヤイヤながらスピンを手に取り、竿を立てると意外や”ゴゴゴゴ”という感触とともにオモリが寄ってきますよ。

 

おー根掛かりしてな~い(゚∀゚)bb

 

と思ったのもつかの間、何かに引っ掛かったのか仕掛けが動かなくなってしまいました。やっぱり。。。と、穂先の曲がった竿を手につっ立っていると、再び”ゴゴゴゴ”という感触で仕掛けが寄ってきます。このあたりでどうやら魚がついてるようだと気がついたんですが遅いっつーんだよあせる

 

とにかくゴミが引っ掛かったみたいに重いので、一体何だと思いながら必死にリールを巻いていると、ようやく白っぽい魚影が浮かんできました。

 

。。。え?ナニコレ?( ゚д゚)ポカーン

 

itoさんにタモ入れしてもらったのは40センチを超えるアオハタでした。ちょっと何というかアオハタの大物度がよくわからないんですが、今まで30センチに満たないサイズしか釣ったことのない僕にはスゴイ大物ですよ!!

 

<こういうちょっと変わった魚が釣れるとすごく喜びます>

 

緑色の瞳を始め、カラーリングがカッコいい魚ですねキラキラこれですっかり満足してしまった僕は次なるミッション、人生初のノマセ釣りに挑戦するのでございます。

 

サビキが超ニガテでエサのアジが釣れる気がしない、というのが今までノマセ釣りを避けてきた主な理由ですが、今回はここへ来る途中、フィッシングMAX武庫川店でサビキのレクチャーを受けてきたのです。仕掛けもアミエビもMAXオリジナルなんですよチョキ

 

だからどうなんだっちゅう話はさて置き、やっぱりアジはサッパリ釣れず、その代わりオヤビッチャが入れ食いですガーン

 

オヤビッチャだって立派にエサとして使えるそうなので、背掛けにして放り込んでみたところ。。。。

 

<アコウが釣れますた>

 

いや~ノマセ釣りって面白いですねキラキラ音符今ごろナニ言ってんの?ってなもんですが、僕、大器晩成型なんですよ(゚∀゚)v

満を持してのデビューですねw

 

この頃がちょうど地合いだったのか、だんだんとアタリが増えてきました。

 

そのなかでも最もスゴかったのがitoさんが釣り上げたこれ下矢印

こんなに大きなカサゴはみたことがありません汗

 

これ、いわゆるカサゴではなくて「ウッカリカサゴ」という種類だそうです。そういえばカレイ課長さんがこの波止へ来たかった理由のひとつが、このウッカリカサゴが釣れるみたいだから、というものでした。

 

どうも居食いに近い状況だったようで、僕のアオハタもそうなんですが、やや釣りの醍醐味には欠けるものの、こんな見たこともないようなサイズの魚が釣れるんですから、やっぱり課長の眼力はスバラシイのでございました。

 

虫エサで釣るのをすっかり諦めた僕はスプールをPE5号に交換し、根魚一本やりの釣りに方針転換しました。人間諦めが肝心です。

 

釣り方を変えたことで、そこそこサイズのガシラが揚がってきます。何匹目かのガシラを釣った後、エサを付け直して投入した竿にわずかなアタリがでたんです。

ややオーバーアクションで合わせたところ、コイツはしっかり寄ってきてくれましたね。

<顔デカ気づき

itoさんがさっき釣ったお化けみたいなヤツに比べりゃカワイイもんですが、この魚をカサゴとして良いなら僕にとっては自己記録ですよ!

名前がウッカリというくらいで、普通のカサゴとの見分けが難しいんです。

胸鰭の軟条数がカサゴが18本なのに対し、ウッカリカサゴは19本あることで識別できるそうですが、そんな面倒な事はいたしません。

 

”これウッカリかな?”

”ウッカリやろー”

”そうかなーウッカリかなー”

”どうみてもウッカリやろー”

 

なんていい加減なんだ笑い泣きでもキライじゃないぜ。

 

この頃から苦戦していたニャンジーさん達にもアタリが出始めて、それぞれが釣果を得たところで納竿時間となりました。

 

まだまだウネリは残っていましたが、帰りの渡船は行きと違って快適でしたよ。何か所か釣り客を拾って、19時を過ぎた頃に七類へ到着。帰りにみんなで食べたラーメンがウマかったです。

 

 

かえすがえすも今回のカレイ課長さんは本当に残念でした。次回は体調を整えてゆっくり行きましょうね。