お花見は好きなんですが、重度の花粉症なので春は出掛けるのも結構大変なんです。釣りも同じで、ロケーションによってはくしゃみが止まらなかったり、かゆくて目が開けてられなくなったり。。。。早く夏が来て欲しいですよ
この週末は七里へ行くつもり満々だったんです。ところがフォローしているインスタで瀬戸内の風景写真を観ているうちにどうしても西へ行きたい気持ちが抑えられず。。。。えーいw行ったれ~あとの事は知らんわー
ってなことで呉沖の江田島へ行くことにしたんですよ。ポイント選びで大切なのは勢いですね(^-^)v。
今回は単独での釣行です。個人的には大好きな江田島ですが、交通費だってそこそこ必要な割にはびっくりするような魚が釣れるわけでもなくて、そのうえ僕はかの地のポイントに精通してるわけでもないので人様に声をかけるのは大いにはばかられるわけでございます。
それでも行ってしまう理由は、ただただここの風景が好きなことと、出会う人がみな親しみやすいこと。そして何より広島は関西に比べると投げ釣りに対する認知度が高いのが嬉しいですね。隅っこで小さくなっているような居心地の悪さを感じなくて済みます。
4本の竿をセットしたのは周囲が薄明るくなった5時半頃でした。雨の心配はないようですが、強い風が正面から吹き付けてくるコンディションです。勢いでポイントを選ぶとこういう事になるのです。
さぁ釣りましょう
大きな島なので、風裏のポイントにも不自由しないんですが、ともあれ大好きなこの浜に来てしまいました。しかし強い風の影響もあっての事か、流れ藻が酷いことになっておりますね。
波打ち際は打ち上げられた藻でいっぱいです(;´・ω・)。。うーん大丈夫かしら。。。
全然大丈夫じゃありません。。。一投ごとに大量の流れ藻が仕掛けに絡まって海から上がってきます。仕掛けが流されるのはほとんど藻が原因です。
判りにくい写真↑ですが、テンビンに絡まった大量の藻。その後ろにヒガンフグがくっついてきたり。。もう散々でんな。
でもとりあえず魚が居ることはわかったのでちょっと安心したりします
(´_ゝ`)
<海は最上級の美しさなんですが>
牡蠣筏を曳く船が通るのをボーっと見ています。この沖合は呉を基地とする艦船が通ったりするんですよ。僕は船をみるのも好きなんで、ここは見物にうってつけの場所です。しかも(たまに)カレイだって釣れるし
写真からは窺えませんが、この頃正面から吹き付ける風が相当強くなってきておりまして、大きな雲が西からこっちへ、スゴイスピードで迫ってきております。ちなみにこの日、艦はとうとう現れませんでした
さて、藻のカタマリにいい加減うんざりしてきたころです。。。スピンの竿先がまたお約束のように左を向きました。道糸が海中に消えていく辺りには流れ藻がユラユラしていて、腹立たしさに思わず”チッ”と舌打ちしてしまいます。
竿を立てて、ズシッとした重みを感じながらリールを巻いていくと、案の定黒いカタマリがこちらに向かってきました。”あ~また藻だよ”と仕掛けを浜にズリ上げたところ、藻の先っちょに何だか見慣れないものが。。。
( ゚Д゚)?まさかカレイなの?
<マコガレイ35センチ>
なんと藻の中からカレイが出てきましたしかもけっこう体高のある良型ですし
藻のおかげでアタリや引きはまるで感じませんでしたが釣れたらいいのです。ゼイタク言いません
よーし地合いだwwと打ち返しますが、正面からの風は更に酷くなってきました。仕掛けは思う通りに飛ばないし、しょっちゅう三脚がひっくり返るに至って、もはやこれまで。人間諦めが肝心です
強い風に色んなものが飛んでいきそうで、道具の片付けもままなりません。仕方がないので仕掛けがついたままの竿をクルマまで退避させて片付けることにします。しかしよくもまぁカレイが釣れたもんだわ(^_^;)
せっかく遠く奈良からやってきたわけですから、もうちょっと釣りたいもんです。風裏で、かつクルマからアタリがみえるズボラが可能な場所ってことで、午後は通りがかりのこんなスペースで過ごすことになりました。
手押し車を押すマダム。ここはいいメバルが釣れるからガンバって、とアドバイスをくれました。はいマダム、しかし僕がやっているのは投げ釣りといいまして。。。。なんてヤボなことは言いっこなしです。
たまーにガッチョが釣れるのみ。うつらうつらしながら30分に一度エサを交換しますが、針を10号に落としても素針が増えてきます。
帰りのこともあるのでタイマーは60分に…
陽が傾いてきた頃、納竿しました。暗くならないうちに撮影ポイントへ向かわないと
呉へ来たらよく立ち寄る潜水艦の係留場所です。今回は確認できただけで10隻ほど停泊していました。壮観ですね。
これもお約束、帰りのSAで尾道ラーメンです。塩レモンダレの唐揚げとご飯のセットを付けたけど、あんまりメシも食えなくなってきました。老いを感じるなぁ