例年冬場はあまり釣りに行かず、家族サービスに傾注するのが常でありますが、3月は次女の帰省に合わせてお伊勢参りに行ってきました。
僕が住む奈良には大神神社や橿原神宮、春日大社始め、コンビニと神社仏閣、どっちが多いんだ?というくらいの土地柄ですが、やはり本家本元はこちらですね。これからも何年かに一度はお参りに来ようと思います
今回は伊勢~志摩~鳥羽をめぐる旅で、この横山展望台というところは初めて訪れました。英虞湾の一望は絶景でしたね!
鳥羽で泊まったホテルからの眺望です。手前は坂手島、奥の方に小さく覗くのが答志島です。答志といえばレジェンド井口さん(^-^)、恒例の初釣りはもう行かれたんでしょうか。
。。。そうだ、自分も釣りに行かなければ。。わざとらしい(´-ω-`)
てなわけで、一年ぶりの富山へカレイ釣りに行ってまいりました。昨年は都合1.5日間の釣りで、判でついたような30センチ程度のマコガレイを3枚しか釣ることができず、今年こそ雪辱を果たしたい思いであります。
しかし。。。ついひと月前には青森まで遠征してカレイ一匹、というオモシロ釣行をやっちまったばかりで「雪辱」などといっても具体策は何もありません。口先だけですね。お伊勢さんにもお参りしたし、いいことあるさ、きっと
今回も北陸”カレイマイスター”カレイ課長さんに連れていってもらったんですが、現地ではこれまた一年ぶりの”投げ釣りバカヤロー”、ニャンジーさんと合流予定です。愛知県在住ながら、宇和海で釣った後に愛媛からフェリーで九州へ渡り、鹿児島で釣って帰ってくるというヘンタイさんですが、この一年でどれだけ変異株しているのかお会いするのが楽しみです。
-そして-
クサガッチョ師匠です。会うなり”ご無沙汰してます”というので、え?って感じでしたが、後で調べたら最後に会ったのは昨年10月でした。でも、まるでそんな空白期間はなかったかのように最初からブッ飛ばしまくりです。実はこの日、師匠とカレイ課長さんは初対面だったんですがまったくの無問題でした。お前らツレか?
-さぁ釣りましょう-
この日は日中16℃まで気温が上昇する予報でした。明け方はさすがに寒かったものの、風もなく、目の前の海もいい感じで刻一刻とその表情を変えておりますね。
先に来られていたニャンジーさんとお友達にご挨拶します。冒頭彼のことを”ヘンタイさん”と書きましたが、クルマで仮眠でもしていたのか髪の毛がマッドサイエンティスト化しております。女子高生に近づけるのは躊躇しますね。
さて、釣り座に戻ってさぁいくぞと気合を入れたものの、何だかエラく渋いのであります。釣り始めてすぐに課長がタコを釣ったくらいで、タップリつけたアオイソメは八割方そのまんま戻ってきます。
シツコイですが、氷点下15℃の青森はもの凄いエサ取りだったというのに、釣りとはなんとままならないものでしょうか。
何だかヤ-な予感もしますが、今日はここでみっちりやるつもりです。諦めずに誘いをかけていると、釣り始めて2時間近く経った頃にようやく本日の一枚目が釣れました。
<マコガレイ:31センチ>
こりゃボーズも覚悟だなんて、そろそろ気弱になっていた頃だったのでホッとしました。カレイ課長さんも関西ではあまり見ないマガレイを釣ってます。
よーし地合いだ~と打ち返しのペースを上げますが、投入した仕掛けをゆっくりサビくと確かに何かにつつかれている感触はあるものの、針には乗ってきません。キスも多い場所なので小っちゃいのがつついているのかもしれませんね。
遠投したり、近投したり、仕掛けをサビいたり焼きそばパンを食ったりしながら四苦八苦してようやく次の一枚が釣れたのは約2時間後の事でした。
<マコガレイ:35センチ>
少しサイズアップしました(^^)v。ちょうどその頃隣で釣っていたカレイ課長さんも良型マコを釣り上げて、さぁ~地合いですよ~wwwってさっきもこんな事いってましたねwww
ところで先日、フィッシングメジャーを新調したんです。元々”〇〇センチくらい”とか、割と長寸にはこだわりがなくて計測もテキトーでしたが、長年使用してきたメジャーは巻き癖が酷くなってきて、ストレスが溜まる原因になっていたんですね。
今回買ったのは魚のサイズに合わせられるゲージもついていて、写真を拡大するとミリ単位まで大きさがわかります。あまり気にしないと言いながらも、例えば39.5センチだったりしたらかえってストレス溜まるかも
この頃クサガッチョ師匠にもカレイが釣れてこの表情です。何とか魚をデカくみせようと写真の撮り方を工夫したんですが、魚を持つ手との対比でやっぱり。。。修行が足りんwwww
ここからしばらくマターリとした時間が続くのでありますが、ここでカレイ課長さんから”お土産です”と頂戴した京都出町ふたばさんの豆餅をいただくことにします。
課長は”買ったのが昨日なんで少し堅くなってる”といってましたが、もうこれはびっくりするくらい美味しい大福です。
塩味とあんこの甘さが絶妙で、中に入っている黒豆も硬すぎず柔らかすぎず。。。
課長は「奥様と一緒に。。。」なんて言ってましたが、先天性味覚音痴の家の人にはもったいないので波止の上で全部食ってやりました。カレイ課長さんありがとうwww
課長はホント美味しいものいっぱい知ってるなぁ。。。
アタリも遠く、いよいよ集中力も切れてしまったのでちょっと休憩がてら近くにある海の駅へ見物に行ってきました。ズワイガニのお寿司が美味しそうで衝動買いです。こちらも波止の上で食べましたが、旨かったですよ(^^)v
ところでこの周辺は蜃気楼が観測されることで有名ですよね。当日は海の駅の護岸に大きな望遠レンズを構えたカメラマンがズラリと並んでいましたから、蜃気楼が出やすい天候だったのかもしれません。
そういえば去年はくっきり見えた立山が、今日は薄っすらともやがかかったように見えます。何か関係あるのかもしれませんね。
波止の上で大福を食ったりお寿司を食べたり投げ釣り談議に花を咲かせたりしていたら、いつの間にか夕暮れが近づいてきました。
今回は宿泊はせずに帰阪する予定なので、夕マズメの一時をしっかり釣るよう頑張ってみます。
さっそくカレイ課長さんにいいアタリが出て、僕がタモ入れです(^^)v。クサガッチョさんはその少し前に良型カレイを抜き上げようとしてポロッと海に落としてますので、えらく慎重になってしまいました。
写真を撮りそこなってしまいましたが、このあと僕にも30センチほどのカレイが釣れて、本日のカレイ釣りは納竿です。みなさんお疲れさまでした。
我が家の「持って帰ったら家族が喜ぶ魚」ランクでカレイはトップ3に入ります。今回は一匹を刺身で、残りは煮付にしましたが、煮付はもう大人気です。次女が帰省しているので家族は五人、半分に切ったカレイは四人分しかありません。仕方なく僕が諦めるのがいつものパターンですね。四匹持って帰れたらちょうどイイんですが、それがなぁ。。。
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今年1月にジェフ・ベックが亡くなってしまいました。彼のギターを聞いてかれこれ45年というジジイの僕は、追悼の気持ちでここ何度かジェフの動画を貼ってきましたが、今回はちょっと珍しいヤツをご紹介します。
曲の紹介は少し長くなりますが、ジェフがヤードバーズを放り出した(逃げ出した?)当時、彼のマネージャーをやっていたのはミッキー・モストという、次から次へと曲をヒットさせる敏腕プロデューサーだったんですね。モストは当然のようにジェフにもヒット曲を要求し、そして発表されたのがこの「Hi Ho Silver Lining」です。そして何とこの曲、大ヒットしてしまうんですね。現代でも英国ではサッカーチームの応援歌として大変有名な曲です。
聞いてもらえればわかるようにジェフのボーカルは超ヘタクソで、インタビューでもたびたび”自分の黒歴史”とコメントしているくらい。
動画は英国の人気番組、ジュールズ・ホランドの音楽ショーに出演したときのもの。どんないきさつで出演をOKしたのかわかりませんが、殆どヤケクソのような歌と演奏です。米国のレジェンド、ソロモン・バークが共演しているのが関係しているのかもしれませんね。玉座に座っているめちゃくちゃ太ったオッサンがソロモン・バークです。
共演はソロモン・バークの他、ジミー・クリフ、クリッシー・ハインド、ロバート・プラント、トム・ジョーンズ。ピアノを弾いているのはELOのジェフ・リンだと思います。バックバンドでタンバリンを叩いているのはレイ・クーパーおじさんですね。ブリティッシュロックファンにとっては笑ってしまうほど豪華なメンバーで、ジェフは60代半ばの頃だと思いますが、相変わらず誰がどう聞いてもジェフ・ベック、というギターを弾いております。