このブログを始めたのは四年と数か月前です。当初は一緒に釣りへ行ってくれる仲間も殆ど居なかった僕が、とうとう飛行機で鹿児島へ釣行するまでに育ちました。これも本当にみなさんのおかげです
今回の釣行も日本全国をまたに掛けるカレイ課長さん、itoさんが誘ってくれて実現の運びとなりました。
鹿児島は大昔に与論島や徳之島へ観光で行ったくらいで、それこそ東京と言えば町田にしか行ったことがないくらいにほぼ初めてと言っていいでしょうね。もう搭乗前からワクワクドキドキ。白状するとほぼ旅行気分です(;・∀・)
神戸から鹿児島までのフライト時間は約70分。ということは地面と平行に飛んでる時間は30分くらいだと思います。家から大和郡山のイオンモールへ行くのと変わりません。
てなわけで機内で配られるKit Katをいただきながら機内誌を読んでいると、あっという間に鹿児島空港へ到着しました。ちなみにスカイマークの機内で配られるKit Katはすぐに食べたほうが良いと思います。チョコが溶けて手がベトベトになりますで(体験談)。
<南国だぁ~>
レンタカーで出発したら、さっそく桜島が見えてきましたよ。うわぁ~本当に噴煙が上がっていますね(@_@)
今回の釣行、毎度のことながらスケジュールはカレイ課長さんに任せっきりで、これからの時間、何をどうして何時ごろ釣り場に着くのか?とか、この時点でまったく分かっていません。
そんなんでよく鹿児島までついて行くなーって言われそうですが、あんまり気にならないんです、そういうの(^-^)。
最初の目的地は課長さんがエサを予約していた、かめや釣り具谷山店ですね。
僕は知らない土地の釣具店に行くと、その土地の「投げ釣り度」を計るために店内を物色するのですが、鹿児島の「投げ釣り度」は。。。20%です
次に寄ったのはニシムタN'sCITY谷山店。食料品とホームセンター、たくさんのテナントが入ったアメリカのスーパーマーケットみたいなモールです。驚いたのはメインエントランス左横のテナント(つまり一等地)にはなんと「釣り吉」という釣具店が別にいいんだけど
そして今回の旅行釣行のなかでも相当なインパクトだったのがこれ。鮮魚コーナーに鯉の切り身がパックになって売ってました鮭じゃありません、鯉です。。。煮付けに!!ってフツーに書いてます。これにはさすがのitoさんもびっくりしていましたね
(^_^;)
てなわけで、あちらこちらへ寄った末に到着したのは山川というところでした。鹿児島県のどのあたりに位置しているのかはまったく分かりません
ここへ寄ったのはワケがありまして、僕が軽度の鉄道オタクだから。。。ではありません。itoさんのはからいで前日から鹿児島入りしている神戸パルFCの大橋会長、モック隊長と昼食をご一緒させていただけることになっているんですよ(^^)v
JR山川駅の写真を撮っていると、お二人が到着されました。
中央が大橋会長、左がモック隊長です。右側は岡山からやって来た人で、なんか一緒にポーズを取っていますね。
有名なおふたりに少し緊張していたのですが、実に気さくに接していただいて、本当にありがとうございました。
五人とも同じかつおのたたき定食を食べながら、大橋会長とitoさんの投げ釣り噺が聞ける、楽しい昼食になりました。大橋会長は話の内容もさることながら、何だかものすごく旨そうにメシを食う人だなぁ~と思いましたね(^-^)。
短い時間でしたがご一緒させていただき、ありがとうございました
さて、おふたりと別れた後もクルマはどんどん進みます。前方は開聞岳でしょうね。フェニックス並木とのコントラストがいい感じです
そして。。。
<ようやく釣り場へ到着!>
お目当ての釣り座には地元のぶっこみ師が竿を出されています。人っ子一人居ない波止を想像していたのですが結構釣り人も多く、これには正直驚きました。
先端で釣っているフカセの方が、もう終わるよ、と言ってくださって、場所を譲っていただきます。
先端に僕とカレイ課長さん、みるからにガッチガチの外側にitoさんが釣り座を構えました。
-さぁ釣りましょう-
そう云えば”何を狙って鹿児島へ釣りに来たのか”お伝えしていませんでした。僕が釣りたいのはイセギもとい、九州でいうところのシブダイです。
今回はとにかく気の迷いになるような虫エサは持ってきていません。”今回は。。。”って鹿児島来るのほぼ初めてなんですが愚直にシブダイ一本やり。猪突猛進、シブダイ風林火山であります(意味不明)。
itoさんは釣り始めてすぐに竿がぶっ飛んだそうですが、針には乗らなかったようです。
先ほどitoさんの釣り座を”見るからにガッチガチ”と表現しましたが、正直なところ僕が投げている方向もアッチよりは多少マシだけど。。。という程度ですね。オモリ回収率は60%ってとこです。
<いつもの課長スタイル>
陽が傾いてきた頃、カレイ課長さんが小型のシブダイを釣り上げました。続いて良型のオジサン、流石ですね。ただこのオジサン、後で聞いたらエラく磯臭かったそうです。ところ変わればオジサンの味も変わるのかしら?
陽がとっぷり落ちました。今夜は中秋の名月ですね。鹿児島の海で竿先ライトを眺めながら年に一度のこの夜を迎えるなんて、なんと幸せな事でしょう。
ところで肝心の釣りは未だボーズです。根掛かりの多さにオモリの数だけは順調に減っていっておりますよ
今回飛行機用の荷造りを行うにあたっては、預ける荷物の重量を気にして普段と比べオモリの数を減らしてきたんです。現地のお店で買えばいいやくらいの軽い気持ちだったんですが、いざ釣具店で六角オモリの値札をみると1㎏が税込みで1,265円これには怯んでしまって購入は見送ってしまいました。
グラムあたり127円は豚コマと同じくらいの値段ですね。ちなみに吉野家の牛丼(並)は税込み426円、規定量は353gなのでグラムあたり120.7円です。したがって六角オモリ≒豚コマ>牛丼となり、牛丼のコストパフォーマンスが抜きんでている事がわかります。
<本文とは無関係です>
このまま釣ってると朝までオモリが持たない。。。「オモリ切れ納竿」が現実味を帯びてきます。こうなってくると不思議なもんで、竿をあおるとまた掛かっているんじゃないか。。という恐怖感で打ち返しの頻度がどんどん下がってきますね(^_^;)
満潮に近くなった頃、ようやくマトモなアタリがありました。魚の感触を楽しみながら海から上がって来たのは、これまた小型のシブダイです。
小さいけどボーズよりはいいか(^_^;)と抜き上げようとしたところ、
ポロッ
海に帰って行きはりました
それにしても、この小さな漁港にあとからあとから釣り人がやってきます。とうとう波止の根元でタープを張ってバーベキューを始める家族連れまで現れる始末です。両脇を家族連れに固められたitoさん、”もうこれアカンやろー”と移動の提案です。
家族連れも含め、みなさんシブダイを狙っているんですよ。すごいでしょ(^_^;)
↑こんなダービーまで開催されるくらい(これは宮崎のお店ですが)シブダイ釣りが盛んだということでしょうね。あーオドロイた
itoさんとカレイ課長さんが次の釣り場を相談しています。僕はボーっとそれを聞いているだけ。
てなわけで、相変わらずモタモタと道具を片付けて、次の目的地へGO!ですね何処へ行くかは知りません。
-つづく-