七類で乗船券を購入しました。今回は昨年夏以来の隠岐の島釣行です。
メンバーは昨年と同じ。団長のカレイ課長さん、あくまでも大針大エサでモンスターを狙うitoさん、そしてにぎやかしの僕、の以上三名でございます。itoさんは島に着いたら自転車を借りて、鮮魚店まで”エサ”を受け取りに行くそうです
翌日午後、そろそろ納竿という頃にエサを付けたitoさんの仕掛けを見せてもらいましたが、それはまるで大盛り海鮮丼の如しでしたこれを食ってくる魚はそりゃデカいよね(^_^;)
さて、今回も「おき得乗船券」を予約して島へ向かいます。現地で宿泊+指定されたアクティビティを利用すれば、帰りの船が無料になるという大変お得な乗船券です。昨年はこれに加えて島で使える5,000円分のクーポンまで付いてくる大盤振る舞いでしたが、今回さすがにそれはありません。。その代わりと言っちゃなんですが、写真のカッコいいエコバッグをいただきました。何と申しましょうか、昭和なレトロ感がそこはかとなく漂うデザインですね。意識してこのデザインを採用したとしたら、これは相当なセンスです。
<また来たよ>
去年も今年も船中では”先客が居たらどこへ行こう?”なんて話してるんですが、今年も場所は空いてました。まぁ確かにびっくりするような大物が釣れる感じじゃありませんからね(´_ゝ`)
船から降りると、itoさんは今年もおっさん達の釣り具を台車に乗せて運んでくれます。。。いつもいつもスマンこってす。。
さぁ釣りましょう
僕は昨年と同じポイントで四本の竿を出しました。カレイ課長さんも昨年と同じポジションです。itoさんは前述のように”エサ”を引き取るために自転車で行ってしまいました。その後は少し離れた場所でやるそうです。
なにはともあれ、おつかれさまです!(これからだっつーの)
少々風強し。でもハッピー
。。。。
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。。。。(´-ω-`)
アタリがありません。
去年は第一投目からエサ取りも含めて忙しいくらいにアタリがありましたが、今年はシーン。。。仕掛けを回収すると、”やや”エサが齧られてる様子はありますが、これは予想だにしない展開です。カレイ課長さんはエサ取りの気配もないそう。まいったね
アタリもなく、こんなのが針をくわえて揚がってきます。エサにしてやろうかとしばらくの間バッカンで生かしていましたが、いろいろ手を出してロクなことになったためしがないので海に返すことにします。
しばらくすると少しマシなアタリが出て、ちっちゃなレンコダイが釣れてきました。20センチくらいの”チャリレンコ”です。
今回はあまりたくさんのエサも持ってきていないし、何だか煮詰まってきたのでひとまずチェックインを済ませるために自転車を借りに行くことにします。今回も宿泊の予約はカレイ課長さんにおんぶにだっこですね。ホント恐縮でございますよ。
自転車を借りて西郷の街を走ります。去年閉まっていた”ショーパブ?”が気になったので寄ってみたけど本日も休業でした。何だか気になるなぁ。
隠岐には川があります。本当に自然豊かな島です。
今晩お世話になるゲストハウス、【Hito_Naka港町】さんです。といってもここにはスタッフさんはおらず、近くの隠岐プラザホテルでチェックインしてカギを受け取り、あとは宿泊者が自分でカギを開けて決められた部屋に滞在する、というスタイルです。部屋は清潔で居心地が良く、いっぺんに気に入ってしまいました。
ただこの商売のやり方は少々客を信用しすぎのきらいがありますね(^_^;)。。悪いことは言わないので宿泊は日本人に限った方がいいですよ。
さて、ひと通りの用事を済ませて釣り場へ戻ったものの、状況は相変わらずです。それに本日はウミケムシがやたらと多いのであります。
夕方、ドタグがジッ....ジッ...と鳴ってようやく小マシなイトヨリが釣れてきました。35センチくらいです。宇和島でこのサイズなら「なんだよ、ここまで来てコレかよ(-_-)」と偉そうな態度に出るのは間違いないところですが、この島では何故だかそんなことはまったく気になりません。不思議なもんですね。
そうこうしているうちに夕食に行く約束の時間になりました。itoさんが少し離れた釣り場から合流します。なんでもエサ取りがすさまじいそうで、このままだと帰る頃までエサが持たないそうです。こっちは相変わらずシブいわーなんて言いながら食事へ向かいました。
本日は「お好み焼きてっちゃん」で夕飯ですね。これは僕が注文した牛タン。
ビール瓶を手にポーズを取るitoさん。冗談ばっかり言ってますが釣りの時はアルコールには手を付けないそうです。ストイックなのか下戸なのか。カレイ課長さんも飲まないので僕はひとりで飲んでますが、一緒に釣りに来ていても気兼ねなく自分の好きなように過ごしていられるのがこのメンバーのいいところですね(^-^)
食事はオムそばを頼んでみました。前にも書きましたが僕は重度の猫舌で、熱いものが食べられません。アツアツの鉄板に乗せられて運ばれてくる「本格派」のハンバーグなどもってのほか。びっくりドンキーなら大丈夫です。ずいぶん前のことですが、高知の須崎でなべ焼きラーメンの名店に寄ったときは熱くてまったく味が判りませんでした。
えーっと大幅に話しがズレましたが、要するにアツアツのお好み焼きは時間を掛けないと食べられないんで、お好み焼き屋では焼きそばを注文することが多いんですよ。
人様にそれを知らせて何になるんだとおっしゃる向きもあろうかと思いますが、それを言っちゃおしまいだよ
お店を出て、別のホテルに泊まっているitoさんと別れてからカレイ課長さんと夜の隠岐をテクテク歩いてホテルへ向かいます。
いっぱしの大物投げ釣り師なら、遠く隠岐の島へ来たにもかかわらず、こんな時間にお好み焼き屋でメシを食ってるなんてありえないよな、と思うと何だかとても可笑しくなりました。
-翌日につづく-