2020年1月3日:新年早々小鳴門海峡に散る | たっくう投げ釣りと日々

たっくう投げ釣りと日々

大好きな投げ釣りと、日々の忘備録です。
最近物忘れが激しいのであります。

 

みなさま、新年あけましておめでとうございます。今年も一年健やかに、かつ楽しく釣りができればこれに勝る喜びはありません。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

この年齢になって思うのは、やはり何はなくとも健康です。そう強く感じたのは年末に二度七里御浜へ行ったときの事で、クルマから釣り場までの行程、ジャリ浜での打ち返しは相当堪えました。少し体力をつけることも考えないと、釣りが楽しめなくなってしまいますよね。

 

さて、そんな決意も新たに迎えた2020年の初釣りは、無尽蔵のエネルギーで釣り場を制圧するダイナモ、クサガッチョ大明神との小鳴門釣行です。

 

かつての「投げ釣り倶楽部」や現在の「投げ釣りパラダイス」といった季刊のムック本では必ず紹介される地域なので、アタマの中では知ったような気になっていますが、実は釣りに来るのは二回目です。

 

大塚美術館へは三度ほど行ってるし、周辺の風景も素敵なところなのに、釣りは何年か前の6月にマダイ狙いで来て以来です。その時はどういうわけだか良型カレイが二枚も釣れてしまい、ちょうど出くわした雑誌「釣り画報」の人から「時期的にカレイじゃ絵にならないんだよね~」などと言われて腹を立てたんですが、タオルとステッカーもらって機嫌が直ったのを憶えてます( ̄▽ ̄)v

 

 

そんな超絶どうでもいい話は置いといて(´-ω-`)、ともあれ釣り場はクサガッチョさんにお任せです。ただ当日は北西風が強いこともあって、ひとまず風の影響が少なそうな海峡の北側で始めることにしましたよ。

 

さぁ釣りましょう

 

暗い内に釣り場へ到着し、投げ入れた二本目までは竿先ライトを付けていたというのに、三本目が用意できたころにはすっかり周囲は明るくなってきました。僕の大好きなS嫁キラーさんのブログでは、ご本人曰くいつもモタモタ準備に時間が掛かると書かれてますが、僕だって相当なもんです。

一度本件については是非レモンチューハイでも酌み交わしながら、その要因と対策について議論を深めたいところですが、単に酔っ払って終わりの可能性が高いです。

 

<一応は潮時表なんかもチェックしてきたものの、ここでは大まかな目安にしかなりませんね>

 

僕が入ったのは確か雑誌で何度も紹介されている場所で、クサガッチョさんは一つ隣の波止でスタートされました。

ためしに関西の釣りWEBを確認したら、おー載ってる載ってる。

遠投有利とな。で、かけ上がりがキツイ。。。。んー遠投ってどの程度をいってるんでしょうか。試しにナイロン5号で思い切り投げてみますがあまりしっかりしたかけ上がりは感じられず。。。。届いてないのかなぁ

(ノД`)・゜・。

 

明け方には何度かはっきりしたアタリがでたものの、魚は乗りませんでした。エサの残り方が何となくカワハギっぽい感じですがどうなんでしょうね。

 

クサガッチョさんは一投毎にイソベラが釣れてくるそうです。こっちはたまにエサ取りっぽいアタリがあるだけで、なーんも釣れません。

 

様子を見に来た漁師のじぃさんは、今の時期ここじゃ食わんやろ、と追い打ちをかけるようなことを言います。もう少し前向きな発言を聞きたいもんですが、確かにご老人の指摘は当たってて、ここには早々見切りをつけた方が良さそうですね。

( ̄ε ̄)

 

クサガッチョさんの方を確認すると、すでに竿はほったらかしで、流木?を石積みの隙間に差し込んで、棒の先にはビニールのようなものを括りつけたりしています。あとで聞いたら「オブジェ」なんだって。つまり近代芸術ですね。知らんけど。

 

正午になる前に大明神の提案で対岸へ移動することとしましたよ。

どこが良いとか悪いとかさっぱりわからないので、今後は何度か通って

感覚を掴みたいですね。

 

<対岸にやって来ました>

 

この周辺も有名なポイントが点在する場所です。近くにはあの超有名なL型の波止もあります。潮流は複雑で、午前中の場所より潮が速いですね。

 

ここではいくつかオモリを失いました。右手に流れ過ぎると百発百中で掛かります。流され過ぎないように潮流の緩い近めを釣りますが、気付くと沖目も潮が緩んでたりする。で、少し遠目も狙うと今度は一気に流れ出して根掛かり(´・ω・`)。。この繰り返しでした。

 

釣れないのは全然苦にならないものの、ここは北西風がもろに当たる場所で、それがきつかったですね。

 

15時ごろにビビビッと竿を震わすアタリで釣れてきたチビカレイ、20センチ足らずで流石にこれはリリースです。2020年の初物なんですけどね。

(^_^;)

 

干潮に近づいた夕方、潮が緩んでアナゴが食ってきたところで2020年の初釣りは終了としました。このアナゴ、なかなか旨そうですよね。

 

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荷物を片付けてクサガッチョさんの釣り座へ行ってみました。

てっきり心折れて今度は前衛アートに取り組んでるのかと思ったら、まだまだ何か釣るまで頑張るそうです。

 

頑張るという割には穂先ライト未装着。アタリ判らんよこれ。

 

暗くてよくわかりませんが、メラメラとした情熱が伝わってきます。

 

このあと僕がトイレへ用を足しに行ったあいだにクサガッチョさん、無事に目標クリアで、14時間にも及ぶ初釣りはここに終幕を迎えたのでありました。寒かったぁぁ。

 

 

翌日送られてきた写真。このアナゴ、やっぱり美味しそうです。

冗談抜きにこれを狙って釣りに来てもいいかなって思うんですよね。