で、今後の介護関連業界は、
数少ない日本の成長分野であると、
書きました。
今回の記事では、具体論として、
実際の企業と株価をみてみたいと思います。
今回、取り上げるのは、
ソラスト(東証プライム、6197)という
会社です。
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では、ソラスト社の解説に参ります。
ソラスト社とは?
この会社は、1965年創業。何と私が生まれた年です。
当初は、日本医療事務センターという
社名でした。
2023年度の売上は、1351億円。
従業員数(2024年3月末/連結)は、
33,884人(女性比率 約90%)
拠点数は次の通りです。
(2024年5月末/連結)
・医療 オフィス 41ヶ所
・介護 事業所 717ヶ所
・保育 保育所 67ヶ所
株価は、2020年12月の1500円台を頂点に下がり続けています。
2024年6月現在は、400円台後半で推移しています。
これは、新型コロナウィルスの蔓延が、ソラストの訪問介護や通所介護の事業に、悪影響であると判断されたからでしょう。
しかしソラスト社は、コロナ禍でも、M&Aによる事業所の増設で増益を達成しています。
(ソラスト社2023年決算資料より)
コロナ禍が大きく縮小した今、見直されても良いと考えます。
4%台の高配当を続けており、長期保有にもメリットがあります。
求められる介護と医療の融合
介護サービスと医療は、近年は緊密な連携が求められます。
介護度が高まるほど、密接に関連します。
例えば、訪問介護と訪問看護。
介護職や看護師が、利用者のご自宅を訪問します。
介護保険の地域密着型サービスでは、
両者の融合が、地域包括ケアと呼ばれ、近年のテーマです。
地域包括ケアの具体化が、例えば
看護小規模多機能型居宅介護と呼ばれる看護師と介護職の連携サービスです。
ソラスト社は、在宅での介護を希望する人たちのマーケットニーズに応えて成長してきたのではないかと思います。
個人的には、教育事業から入って、実際のサービスを運営しているというのが良いなぁと感じます
何しろ、私の介護デビューは
ほぼ現場に放り込まれた形で始まりました。
初任者研修と呼ばれる初級資格を受けましたが、当時はコロナ禍で現場実習は行われませんでした。研修という名称の時間もなく、教える側も「違う」とか「ダメ」と言うだけ。
教育とサービスを一体で提供しようとするのが、最近の介護関連の上場企業の傾向です。
ソラスト社は、こういう流れに先鞭をつけました。
今後の課題
気になる点は、風評やイメージです。
ネットの掲示板などを見ると、元従業員と思しき人たちの心無い書き込みも散見されます。
昔から経営者と労働者は対立しがちですから、ある程度は仕方がないのかもしれません。
イメージを良くしないと、成績を上げても
株価は低いままです。
悪印象は、それが過去のものであり、現在の事実でないのなら、いつかは払拭されるものと、信じます。
今、安値のうちに買って、高配当を、受け取りながら、チャンスを待ってみてはいかがでしょうか?
介護関連企業として、ソラスト社を推します!
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(ファイナンシャルプランナー、日本FP協会CFP認定者、介護職員向け実務者研修を修了)
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