今思うに、私がFP
(ファイナンシャルプランナー)
を志すきっかけは、
元証券マンの父だったように思います。
突然亡くなった父
父は、私が40代のときに、
突然亡くなりました。
新卒で入った証券会社を定年退職し、5年ほど経ったときのこと。
きっかけは、遠距離介護の母親(私の祖母)でした。疲れはて、祖母を見送った、わずか3ヶ月後に亡くなったのです。
父は、地方の証券営業マン、支店長を勤めたあと、東京日本橋の本店で株式部長になります。
父の勤めていた証券会社は、準大手とか中堅と言われる会社でした。父が退職した数年あとに、外国の証券会社に吸収されて、今は名前が残っていません。
ただ、当時、ラジオ短波という放送で、父は株の解説をしていました。「あの放送は良かった」と今でも懐かしんでくださる方もいます。
私が大学生のときの出来事
株式部長になったとき、私は大学生でした。浪人して私大の商学部に入ったものの、勉強が難しく、落ちこぼれ気味でした。特に簿記の勉強が苦手で、これまた元証券会社の経理だった母親に、宿題を手伝ってもらう有り様でした。
経済学の授業も同様で、抽象的な理論が砂を噛むような感じでした。そんな息子をみて哀れに思ったのか、日経新聞の記事を切り取って渡し、景気や経済について教えてくれたのです。
学校の理論とは少し違うときもありましたが、コチラは実際に起きている現実社会の話しです。
株や経済の事が身近になり、少しだけ経済学の授業が分かるようになりました。
簿記は相変わらずでしたが。
私は、家族に金融教育を施してもらえたのです。
最近になって、これはとても運が良かったと思うのです。
多くの人が、
「おカネの話しは、周りに教えてくれる人がいない。」
という点を悩みとして挙げられています。
FPは、この悩み日応える社会的な責任があると思います。
家族こそリアルな金融教育の場
高校の家庭科の授業で金融教育が始まりました。
株や投資信託について、学校で教わるのです。
今や親より、情報技術(IT)に慣れた子供のほうが、投資に対する意欲や知識があるかもしれません。
しかし親世代には、長年、家計管理をしたり、ローンを返済してきた経験があります。
私が大学生のときに体験したように、親と子供で、おカネについて話し合う、そんな世の中になれば良いと強く願っています。
(ファイナンシャルプランナー、日本FP協会CFP認定者、介護職員向け実務者研修を修了)
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