投資初心者の方に、お金についての知識

を広げて頂くために、金融教育の記事を

書いています。


金融教育とは、お金の知識と判断力を養う勉強です。


近年、高校生の家庭科の中でも、取り入れられています。


今日は、投資で何の金融商品を買うのが良いかを考えてみます。

さて、これからは「分散投資が必要。」と、いろんなところで、言われています。


 

サムネイル
 

証券会社のネット記事でもよく目にします。

 

では、分散投資とは何でしょうか?


  金融庁の説明


 

金融庁の金融教育テキストにも説明があります。

 

 

 

(基礎から学べる金融ガイド、p13より)



最近は銀行でも、商品説明はせず、分散投資の説明を最初にするようです。



  分散投資とは?



実は、分散投資には、3つの種類があります。



1.時間分散
投資のタイミングを分けること。

2.資産分散
投資する資産の種類を分けること。

3.地域分散
投資するを分けること。


これらは、いずれも、お金を分割して投資することで、値下がりのリスクを分散しているのです。一塊でまとめて投資すれば、値段が下がった場合、その影響を100%まともに受けてしまいます。

資産を分けてあれば、値下がりの影響を受ける確率が減ります。

しかし、現実をみていると、これが出来ていないケースが、圧倒的に多いと感じています。


  なぜ日本株ばかり買う?


日本で投資をしている人は、日本の株式に偏っている人が多いのです。
 

また、日本の株式で投資をしていない人は、

円の預金に偏っている人が多いのです。

 


少し余力がある方は、株とあわせてワンルームマンションなどの不動産に投資している人がいます。

上の例で言えば、2番目の資産分散の一種です。基本的に、現物の不動産は購入価格が大きく、分散には多くの資金を必要とします。

投資のタイミングは一括で、時間分散ができません。

しかも、両方とも日本の資産です。
地域分散も出来ていません。

この程度で、分散投資などとは思ってほしくありません。

今、日本は円安、低金利、インフレ(物価高)という状況にあります。仮に日銀のマイナス金利政策が解除されても、世界からみて金利は低い水準が続くことが予想されます。円安は、長期に渡って続きます。ということは、円建て資産は目減りしているのです。

これからの日本人には、国際分散投資が必要です。

資産の半分は、海外通貨建てで持つべきだと思います。

米国株は1株から持つことができます。2023年後半は価格は下落傾向と思いますが、仕込み時ではないでしょうか?

まだまだ日本株は、小口化が遅れています。

海外資産に投資する投資信託も、国際的な分散投資には向いています。

ドルの価格変動が怖いという人もいるかもしれません。リスクの認識は正しいですが、その認識が日本円に向かないのは、おかしい。

我々、日本人の金融リテラシー(金融の理解力)が足りないのは、何より自国のことばかり考える島国根性が、原因だと思います。

私自身もFPとして、努力不足と反省します。
国際分散投資を、もっと分かり安く伝えて行く使命を果たさねばと思います。


(ファイナンシャルプランナー、日本FP協会CFP認定者、介護職員向け実務者研修を修了)


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ここまでお読み頂き、ありがとうございました。

最後に、

※ここに書かれているのは、筆者の知見に基づく一般論です。例にあげている実際の金融商品の原稿作成時点のデータです。実際の投資で同様のリターンが得られることを一切保証しません。投資は、ご自身の判断に基づいて行って下さい。また、このブログでは特定の金融商品を推奨、勧誘することは一切ございません。