投資初心者の方に、お金についての知識

を広げて頂くために、金融教育の記事を

書いています。


金融教育とは、お金の知識と判断力を養う 

勉強です。


近年、高校生の家庭科の中でも、取り入れられています。


今回は、おそらく一番大切な話し。

投資と預金の違いです。

これが本当に分かるかどうかで、投資が正しく出来るかどうかが決まります。
 

金融庁が、投資初心者向けに発行した金融教育テキストを見ながら、考えてみましょう。



  当ブログで金融教育を取り上げる理由


当ブログでは、お金の判断力を養う金融教育について、折にふれて解説してきました。

なぜなら、マネーに関するお役立ち情報を、ネットから断片的に集めても、それに基づいて、投資判断をする能力が圧倒的に不足しているからです。

国の機関である金融庁が、一般の人に分かりやすい金融教育ガイドを、作りました。

「基礎から学べる金融ガイド」
といいます。

このような表紙です。


 

  リターンとリスク

 

今日は、「基礎から学べる金融ガイド」の12ページにある「リスクとリターン」について考えます。

 
(基礎から学べる金融ガイド、p12より)

 

 

預金と投資の違いを考える上で、どうしてもリスクとリターンについて、知らなければなりません。


リスクとリターンの2つのうち、先ずは
「リターン」をみてみます。

金融の世界でリターンとは、元手のお金(元金)から得られるお金です。

 

普通は、1年間で得られるお金のことです。

 

 

  銀行預金のリターンは、利子

 

銀行預金の場合、利子(利息)です。

 

銀行預金では、1年間お金を預けておけば、確実に利子がついてきます。(銀行が潰れなかった場合)



銀行預金とは、私たち預金者が銀行にお金を貸しているわけです。利子はお金の借り賃です。

リターンは保証されているわけです。
 

 

  投資のリターンは配当金

 

これが、株式や投資信託などの投資の場合は、状況が異なります。

 

株式や投資信託で得られるリターンは、

配当金です。

 

これは、投資先の運用がうまくいけば、株主や投資家に支払われます。しかし、運用が赤字なら払われないこともあります。

 

投資では、リターンは、保証されていません。

それどころか、投資した元金も、保証されていないのです。

 

元金が半分になってしまうことは、よくあることです。

 

それでは、投資は危険なばかりで、メリットがないではないか?!と思えるでましょう。
 

 

  なぜ今、投資なのか?



それでは、なぜ、日本の政府は、NISAやIDECOのような非課税制度(税金をまけてくれる制度)を作ってまで、国民に投資を薦めるのでしょうか?
 

日本は、金融緩和が長年続いています。


世界的なインフレで、各国政府が利上げに踏み切っても、日本だけは緩和を続けています。

その結果、日本国内の預貯金は、多くの場合、リターンがゼロに近い状況になっているのです。

ことわざの「虎穴に入らずんば虎子を得ず」、のように、虎の穴に入るというリスクをとらなければ、虎の子(リターン)を得られなくなってきているのです。

 
 

 

  本日のまとめ

 

 


サムネイル
 

銀行預金のリターンは利子で、リスクはありません。

 

投資のリターンは配当金です。

配当金、元本とも無くなるリスクがあります。

 

(ファイナンシャルプランナー、日本FP協会CFP認定者、介護職員向け実務者研修を修了)

 



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☆金融庁のガイドブックを入手したい人は、

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ここまでお読み頂き、ありがとうございました。

最後に、

※ここに書かれているのは、筆者の知見に基づく一般論です。例にあげている実際の金融商品の原稿作成時点のデータです。実際の投資で同様のリターンが得られることを一切保証しません。投資は、ご自身の判断に基づいて行って下さい。また、このブログでは特定の金融商品を推奨、勧誘することは一切ございません。