さて、8月上旬に、個別コンサルを行いました。
 
2024年から始まる新NISAに向けて、
「ポートフォリオを考えて欲しい」
というご相談です。
 
 


話していて、事前によく勉強されているのが分かりました。国債と世界株式ベースの投資信託を組み合わせて、安定した長期投資をしようというしっかりした考えもお持ちでした。

ただ、独学というのは、なかなか限界があるなぁと感じました。

お客様は、「国債利回り」という考えを少々誤解していました。国債に付く利息と勘違いしていたのです。

国債利回りは、満期まで持っていたら年率にしても、いくら儲かるか?という数値です。

ある国の国債が2年後に元金100が戻ってくるとしましょう。その国債が、現行価格96、年利0.1%の場合、国債利回りは、2.1%となります。

計算は、
0.1% +(100-96)÷2年 =2.1%
です。

株価と国債利回りが反対の動きをする傾向があることを利用して、株式ベースと国債ベースの投資信託で、ポートフォリオを作るのです。

そのためには、国債や国債利回りの考え方が分かっていないと、本当に自分のポートフォリオに責任は持てないでしょう。

投資信託は金融のプロが運用や管理をしてくれるのですが、買い主が何も分かっていなくて良いという訳では無いのです。こういう所に、投資信託の落とし穴があるのだと、お客様から教わりました。

お客様には、新NISAが始まるまでまだ時間があるので、基礎の金融教育プログラムをオススメしました。


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ここまでお読み頂き、ありがとうございました。

最後に、

※ここに書かれているのは、筆者の知見に基づく一般論です。例にあげている実際の金融商品の原稿作成時点のデータです。実際の投資で同様のリターンが得られることを一切保証しません。投資は、ご自身の判断に基づいて行って下さい。また、このブログでは特定の金融商品を推奨、勧誘することは一切ございません。