投資初心者の方が、お金についての知識を広げて頂けることを願って、金融教育の記事を書いています。

金融教育とは、お金の知識と判断力を養う勉強です。近年、高校生の家庭科の中でも、取り入れられています。

今回は、人生100年時代に必要なお金のお話しです。


サムネイル
 

人生100年時代

と最近よく言われます。

 


  人生100年時代は、50歳以降が後半戦


以前は、ライフプランを作るときは、
80歳代位まで計算しておけば、
充分でした。
 
平均寿命が80歳代後半に迫る現在、
長生きは、リスクとして考慮に
入れておく必要があります。
 
100歳まで生きる前提で、
資金の手当が必要です。
 
人生100年時代では、

50代以降が、
人生の後半戦となります。


  50歳以降に必要なお金



長くなった老後に必要となるお金は、
どう考えれば良いでしょうか?

そこで、金融庁が作った高校生用の金融教育の

パンフレットを見てみましょう。

 


*金融庁「基礎から学べる金融ガイド」の表紙
 
 

今回は、6ページ目の50歳以降にかかるお金の話しです。



(基礎から学べる金融ガイド、p6)

50代で必要になるおカネには、
つぎのようなものがあります。
 

教育費  1033万円(一人あたり)
老後資金  26万円/月
介護    17万円/月
緊急資金 3ヶ月〜1年分
(基礎から学べる金融ガイド、p6より)
 

世帯にとって、お子さんの教育費は、

住宅と同じように、大きな支出です。


これを払い終えたあと、がいわゆる老後です。
 


  シニアのライフプラン


年金(国民年金や厚生年金)は、

ふつう65歳から受け取ることができます。

 

 

シニアのライフプランは、将来発生する

可能性がある介護費用や災害時緊急資金を

確保できるように作ります。

 


その際は、例えば、
・何歳まで働くか?
・収入源は?
(給与、不動産、金融資産)

・親から相続する資産

・健康状態

といった視点から、

ファイナンシャルプランナー(FP)は考えます。




  まとめ


今回のコラムのまとめです。


・人生100年時代は、50歳以降が後半戦。昔より、後半戦が長い。


・50歳以降に、掛かるお金がある。

子供の教育資金、老後資金、介護費用など


・65歳から国民年金の受給が始まる。

その人の収入や財産、相続予定財産、健康状態に応じたライフプランが必要。



50代からしっかり計画を立て、人生100年時代の後半をより良いものにしましょう!

 



(ファイナンシャルプランナー、日本FP協会CFP認定者、介護職員向け実務者研修を修了)



【関連記事】
過去の記事は、
コチラ↓をお読み下さい。

家計の収支を意識する 

 

 

 

☆金融庁のガイドブックを入手したい人は、

コチラ↓をお読み下さい。

 

 
 

 TODAY'S
 
ご案内

 


将来の人生設計やライフプランが必要な方はコチラ↓からお申し込みください。

【個別相談マネーマラソン】 

個別相談マネーマラソン

 

 


投資信託や長期投資に関心をお持ちの方、ご連絡お待ちしております。不安が解消し、自信を持って投資に取り組めます。

コチラ↓からお申し込みください。
新NISAの節税を用いた投資信託パーソナルトレーニング 

 

 




ここまでお読み頂き、ありがとうございました。

最後に、

※ここに書かれているのは、筆者の知見に基づく一般論です。例にあげている実際の金融商品の原稿作成時点のデータです。実際の投資で同様のリターンが得られることを一切保証しません。投資は、ご自身の判断に基づいて行って下さい。また、このブログでは特定の金融商品を推奨、勧誘することは一切ございません。