新編・伊勢物語 第3658段 禁煙解除しての歌 星原二郎第3658段 禁煙解除しての歌 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和8年7月の下旬の或る日 禁断のパンドラの箱を開けるが禁煙を解除し 歌を 害のある ものと知りつつ 喫(の)む煙草 嗚呼青空だ 老いは自由だ と詠み、夏の盛りなればエアコンの効きたる部屋にての喫煙は 室内に匂ひが籠るの嫌ひ 暑さを我慢してベランダにて紫煙をくゆらせけり。