新編・伊勢物語 第3652段 現代歌壇の新聞の投稿歌を見て 星原二郎第3652段 現代歌壇の新聞の投稿歌を見て 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和8年7月の中旬の或る日 或る新聞の歌壇の入選歌を見て 歌を 赤彦が 茂吉が子規が 卒倒せむ 現代歌壇の おぞましさ見れば と詠み、歌中の三人とはアララギ派の大歌人の 島木赤彦、斎藤茂吉、正岡子規の大人(うし)達のことにて 更に加ふれば伊藤左千夫大人も 嘆き、悲しみ、怒り、呆れて、最後には卒倒するのでは との思ひなり。