第3642段 ひとりばえし可憐で逞しく咲く花を見て
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和8年7月上旬の或る朝
ベランダのプランターに咲く花を見て
歌を
プランターに ひとりばえして 花咲かす
紫酢漿草(むらさきかたばみ) 可憐で逞し
と詠み、逞しきは雑草なり。
訂正!「雑草」は 「紫酢漿草」。
彼の昭和天皇曰く
「雑草と云ふ名前の草は無く、全ての植物には名前がある」
と、或る日、侍従に語りたる有名な話を思ひ出しけり。
二句の「ひとりばえ」とはタネを植えたる事は無しに
芽生え育ちたる植物のことなり。