第3593段 日本狼を追ひもとめて その10
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和8年6月5日付けの
立春知立短歌会の季刊発行の歌誌『立春』293号に
【日本狼を追ひもとめて】と題し連作15首を発表し
評価を世に問ひけり。
その10首目の作は
絶滅の 日本狼の 復活を
夢と抱きて 此処に声挙ぐ
この歌の心は、第3382段 日本狼の復活を願ふ
と題して発表し令和7年10月12日付けの
中日新聞の中日歌壇の小島ゆかり先生の選に入選したる
その男の作の
AIに 日本狼の 復活は 可能かと問ひ 頬杖をつく
の続編なり。
その願ひとは日本狼に最も近き種である
秋田犬を進化の逆を辿り、何世代かを経れば
野生化すれば可能との一大プロジェクトを私財を投げうっても
果たしたき願望より生まれ出でたる歌なり。